女秘聞:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女秘聞
女秘聞
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女秘聞

1929年公開
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「パレスの騎士」「蛮勇恋の武者修行」と同じくエメット・J・フリン氏の監督作品でジュリオ・ドゥ・モアレ伯の原作からダグラス・ドーティー氏が脚色したもの。主役を演ずるのは「モダン出世鏡」のリア・トラ嬢と新進のポール・ヴィンセンティ氏で他に「ストリート・ガール」のイヴァン・レベデフ氏、ルピタ・トヴァー氏、モード・ジョージ嬢、ジョセフ・スウィッカード氏、ウォルター・マッグレイル氏等が出演している。キャメラは「赤毛布恋の渦巻」「極北恋の滑走」のチャールズ・G・クラーク氏が担任。

ストーリー

ポールは若きショップ・ガールを甘言を以て自動車に乗せモンマルトルの魔窟へ連れ込み無理強いに酒や煙草をのませた。女は苦しさに喘いだ。ポールは彼女を人なき別室に連れゆき自由にするつもりでその部屋の注文に出て行った。女が独り残されている所へ彼女をポールの毒牙から救うべく覆面の女が現われ自分の経験談を話して聞かせた。それによると覆面の女は本名をナノンと行った。ポールに恋されて婚約までしたが欺かれて捨てられた。そこで自活するために或る美容院へ勤めたがそこをも解雇された。一文無しで重病の父を抱えた彼女は途方に暮れ知らず知らず盗みをしようとした。その所をピエルという若者に助けられ父の病薬の金までも与えられた。その恩を返すためにピエルの手助けをすることになったがピエルは実はある賭博場の持ち主であったのでナノンもそこで働かなければならなかった。ある日ナノンは貞操を守るために正当防衛としてピストルを放ったが運わるく暴漢を死に至らしめた。ピエルはナノンをその場より逃がし殺人の罪を引き受けて自首した。彼は3年間服役して放免された後、行方不明となった。その間にナノンの身にも変化があり覆面の女としてピエルの行方を尋ね回っているのであった。話が終わった時ショップ・ガールは目が覚めナノンに連れられポールの毒牙を逃れ外に出た。二人はタクシーに乗ったがその運転手こそはピエルであった。ナノンは再開の喜びに輝いた。

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作品データ

原題
The Veiled Woman
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
フォックス
初公開日
1929年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社