都市とモードのビデオノート:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
都市とモードのビデオノート
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都市とモードのビデオノート

1992年3月28日公開、81分、ドキュメンタリー
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世界的なファッション・デザイナーに関する映画を、世界的な映画作家に委嘱するというパリのポンピドゥー文化センターによる企画をもとに作られた、「夢の涯てまでも」のヴィム・ヴェンダース監督・脚本・ナレーションによるシネ・エッセー。選ばれたファッション・デザイナーは“黒の巨匠”として知られる山本耀司で、東京とパリ、モードと映画のアイデンティティをテーマに、ヴェンダースの質問に対して山本耀司が答えるという形で進んでいく。撮影はロビー・ミュラー、ミュリエル・エーデルシュタイン、ウリ・クーディッケ、中島正利、近森真史、ヴェンダースが担当、35ミリ映像を基本に、ヴェンダース映画としては初めてビデオ画像が取り入れられている。音楽はローラン・プティガン及び「西安の子供市場」(太田蛍一作・詞/上野耕路作・編曲)と「2本のクラリネットのための彩夢より・宙点」(三善晃)が使用され、編集はドミニク・オーヴレイ、レニー・サヴィエット、アンヌ・シュニーが担当。パリ・コレクションの準備に没頭する山本耀司の姿を撮るカメラが、小型の古い35ミリ撮影機アイモから、いつしかビデオに変わっていく。ヴェンダースと耀司は初めての出会いからまるで旧知のように話し合い、互いにアウグスト・ザンダーの写真集『20世紀の人間たち』を深く愛していることを知る。耀司が心を開いて自分を語り進めるにつれて、モードそのものが、そして耀司がモードの仕事で抱える矛盾と未来が、映画で抱えているヴェンダースのそれに重なっていく。

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ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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作品データ

原題
Notebook on Cities and Clothes
製作年
1989年
製作国
ドイツ フランス
配給
フランス映画社
初公開日
1992年3月28日
上映時間
81分
製作会社
ロード・ムーヴィーズ・フィルムプロ= ポンピドゥー文化センター
ジャンル
ドキュメンタリー


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