タンデム:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
タンデム
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タンデム

1993年12月25日公開
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初老の芸人と彼の身の回りの世話をする気のいい男との道中記を、ユーモアとペーソスたっぷりにつづった作品。監督・脚本は「タンゴ」のパトリス・ルコント。製作はフィリップ・カルカソンヌとルネ・クレトマン。共同脚本は「仕立て屋の恋」など一連のルコント作品に欠かせぬパトリック・ドヴォルフ。撮影は「パリ・セヴェイユ」のドニ・ルノワール。音楽は「さよならモンペール」のフランソワ・ベルネームで、主題歌はリカルド・コチャンテの「僕の隠れ家」。主演は「髪結いの亭主」のジャン・ロシュフォール、「シェーラザード」(V)のジェラール・ジュニョー。「髪結いの亭主」のアンヌ・マリー・ピザーニ、「タンゴ」のエリック・ベランジェ、同作のフランソワーズ・ボーなどのルコント組が脇を固めている。

ストーリー

ミシェル・モンテーズ(ジャン・ロシュフォール)は、二十年以上続いている聴取者参加のラジオのクイズ番組の司会者。彼の身の回りの一切を世話するマネージャーのベルナール・リプト(ジェラール・ジュニョー)と共に、全国津々浦々を回っている。かつての人気もなく、あまり健康も思わしくなく手のかかる主人だが、リプトはとても大切に思っているようだ。ある町で公開録画のショーを行っている最中に、裏方のリプトの元にラジオの上層部から急な連絡が入る。今収録中のものを最終回として番組を打ち切るというのだ。リプトはあまりの急なことに驚くが、具合の悪そうなミシェルに本当のことを告げられない。オンエアされることのない、にせの公開録音までお膳立てし事実を知らせまいとするが、隠し通せずにミシェルに知れてしまう。ところがミシェルは意外に冷静で、むしろリプトを安心させようと強がってみせた。数年後、一時は落ち込んだが今は立ち直ったミシェルはスーパーマーケットなどで、例のショーのスタイルを真似た販促の仕事で生計を立てていた。ある日、リプトが万引きをしているところに出くわしたミシェルは、怒り心頭の店長をなだめてなんとか見逃してもらう。行くあてのないリプトに、昔みたいにドライバーをしてくれないかと頼むミシェル。二人はかつてのように車に乗り込んで旅に出た。

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作品データ

原題
Tandem
製作年
1987年
製作国
フランス
配給
アルシネテラン
初公開日
1993年12月25日
製作会社
シネア=アシェット・プルミエール・エ・コンパーニュ=フィルムA2


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