パトリス・ルコントのボレロ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
パトリス・ルコントのボレロ
パトリス・ルコントのボレロ
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パトリス・ルコントのボレロ

1995年3月4日公開
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「仕立て屋の恋」などで知られるフランスのパトリス・ルコント監督が、「髪結いの亭主」と「イヴォンヌの香り」の間に発表した短編映画。製作は彼の主宰するズールー・フィルムと「髪結いの亭主」「イヴォンヌの香り」でもコンビを組んでいるティエリー・ド・ガネーが折半で当たり、撮影はリカルド・アロノヴィッチが担当。「1曲の演奏中、絶えず同じ調子で楽器(ドラム)を精密に叩き続けなければならない打楽器奏者のことを考えてしまうため、モーリス・ラヴェルの『ボレロ』があまり好きではない」というルコントのアイディアに基づいて撮られている。ワンシーン・ワンカットの長回しで奏者の演奏をとらえており、顔をすましたり歪めたり笑いそうになったりと、実に人間臭い表情の人間スケッチとなっている。ドラム奏者にはフランスの人気喜劇俳優ジャック・ヴィルレがふんし、演奏はローラン・プティジラール(指揮)とパリ交響楽団。「パリ空港の人々」の併映作品として公開された。

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作品データ

原題
Le Batteur Du Bolero
製作年
1992年
製作国
フランス
配給
アルシネテラン
初公開日
1995年3月4日
製作会社
ティエリー・ド・ガネー=ズールー・フィルム


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