恋人たちのアパルトマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋人たちのアパルトマン
恋人たちのアパルトマン
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恋人たちのアパルトマン

1995年7月1日公開、恋愛/文芸
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セックスレスの関係に真実の愛と永続の可能性を求める恋人たちの姿を描いた、もどかしくも切ない愛の物語。「ラストファンタジー」「妻への恋文」などの監督作品でも知られる現代フランス文学の雄、アレクサンドル・ジャルダンの自伝的小説を、自身の監督・脚本で映画化。製作はアラン・テルジアン、撮影はジャン・イヴ・ル・ムネール、音楽はニコラ・ジョレル、美術はユーグ・ティサンディエが担当。主演は「インドシナ」「王妃マルゴ」のヴァンサン・ペレーズと、「熱砂に抱かれて」「ブレイブハート」のソフィー・マルソー。

ストーリー

パリに住む青年アレクサンドル(ヴァンサン・ペレーズ)は、フィアンセのロール(マリーヌ・デルテリム)との、どこか所帯じみた関係に嫌気がさしている。嵐の中、家主の孫娘ファンファン(ソフィー・マルソー)と運命的な出会いを果たし、自由奔放で冒険心に満ちた彼女に一目で恋に落ちる。ファンファンは性に関しては意外と古風なモラルの持ち主だった。アレクサンドルは彼女こそ生涯の恋人と心に誓い、彼女への情熱を保ち続けるために一切の肉体関係を断とうと決心、デートの終りにもおやすみのキスさえしなかった。いつしか愛が醒め、彼女を失うのが怖くて思いを告げることができない彼に対して、ファンファンのもどかしさはつのるばかり。やがて、この原因はロールにあると思ったファンファンは彼に怒りの言葉を投げつけて彼の前から去った。考えあぐねた末に、アレクサンドルはロールとの婚約を解消、ファンファンのアパルトマンの隣に部屋を借りる。そして彼女の留守中に部屋の壁をぶち抜き、マジックミラーをとりつけてしまう。何も知らず、鏡に話しかけ、笑いかけるファンファンと、それを熱っぽく見つめるアレクサンドル。鏡を挟んで、密やかで奇妙な同棲生活がはじまった。やがて壁の秘密を知ったファンファンは、ミラー越しにアレクサンドルを挑発するが、彼はあと一歩を踏み出せない。だが、お互いに一番大事な存在であることに気づき、ファンファンはミラーを叩き割り、ふたりは抱き合った。

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作品データ

原題
Fanfan
製作年
1992年
製作国
フランス
配給
オンリー・ハーツ=アスク講談社
初公開日
1995年7月1日
製作会社
ゴーモン=フランス3シネマ(製作協力=カナル・プリュス)
ジャンル
恋愛文芸


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