シチリアの娼婦たち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シチリアの娼婦たち
シチリアの娼婦たち
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シチリアの娼婦たち

1995年2月25日公開
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94年のカンヌ映画祭に出品されるや、賛否両論の渦を巻いた、シチリアの売春婦たちの群像劇。監督・脚本・原作は『反逆者』(日本未公開)のアウレリオ・グリマルディ、製作は「永遠のマリー」を監督したマルコ・リージと『暗黒大陸にて』(日本未公開)のマウリツィオ・テデスコ、撮影は『反逆者』(日本未公開)のマウリツィオ・カルヴェージ、音楽は「太陽はひとりぼっち」でも使用された『エクリッセ・ツイスト』を歌うミーナのほか、ヘンデル・ヴィヴァルディ、バッハなどが使用されている。美術は『反逆者たち』(日本未公開)では衣裳担当だったクラウディオ・コルダーロ。出演は「愚か者の日」のイーダ・ディ・ベネディット、「ニュー・シネマ・パラダイス」のマルコ・レオナルディ、グヤ・イェーロ、『反逆者たち』(日本未公開)のルチア・サルド、サンドラ・シンドーニなど。

ストーリー

イタリアのシチリア地方の海岸。何人かの売春婦たちがたむろしている。その内の1人は男娼であり、1人は性転換をした売春婦である。彼女たちは今し方相手にした男たちについて雑談する。ある青年が、その内の1人に声をかける。自分は今、現金を盗んで来たので、派手に遊ぼうと青年は言う。料金を尋ねると、突っぱねる売春婦。しかし彼女は青年の車に同乗し、レストラン、ホテルにいく。青年は彼女になぜ売春婦になったのかを聞き、彼女は身の上話を始めた。12月24日。夜、娼婦の一人、オルランダのもとへ黒人の男性が訪れる。3月9日、キムは寄宿学校へ預けた子供に会う。海を見にいった後、「来年はここで暮らそう」と説得するキム。例の黒人はオルランダに求婚、ところがそこへ現われた男友達と争いになり、相手を殺してしまう。一方、男娼は客の一人を殺し、金品を奪って去る。三人の男と海に出かけた老娼婦は仕事の後、暴行され泣き崩れる。娼婦たちは幸福な夢を語り合う。いつものように海岸で歌う娼婦が一人。「客足が遠のくよ!」との文句に、「知るもんか!」と答える彼女だった。

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作品データ

原題
Le Buttane
製作年
1994年
製作国
イタリア
配給
ユーロスペース
初公開日
1995年2月25日
製作会社
トリノ・チネマ−テレヴィジオーネ


[c]キネマ旬報社