海上の一夜:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
海上の一夜
海上の一夜
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海上の一夜

1921年公開
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「令嬢と女賊」と同様ジウエル・カーメン嬢主演ローランド・ウェスト氏原作監督で、今度はファースト・ナショナル映画である。エルウェル殺人事件をウェストがシャーロック・ホームズまがいに譚りとしたものである由、脚色はチャールズ・H・スミス氏である。「恋と名誉と服従」のケネス・ハーラン氏やフローレンス・ビリングス嬢「ふるさとの家」のジョージ・フォーセット氏等が共演している。

ストーリー

若いスミスの妻は夫と共に金持の避暑地たるパームビーチへ遊びに来た時、社交界の大立者ジョン・ロスモーアという男と知り合いになった。ジョンはスミス夫人の美に心惹かれ良人スミスの不在中に汽船へ連れて行き誘惑しようとした。その手段として飲ました強い酒が禍いして彼女は脳に異常を呈し重病人となり家へ帰された。良人スミスは彼女のうわ言から船中の恐るべき出来事を知った。彼は怨みを酬ゆべくジョンの邸に行こうとした時、新聞の号外によってジョンが殺害された事を知った。その下手人は後に至り彼の妻スミス夫人である事が判明したが、殺害当時に於ける彼女の精神状態に異常があった為、法廷は無罪の宣告を下した。

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作品データ

原題
Nobody
製作年
1921年
製作国
アメリカ
配給
松竹
初公開日
1921年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社