怪人ブリーム博士:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怪人ブリーム博士
怪人ブリーム博士
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怪人ブリーム博士

1933年公開、62分
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「海賊ブラッド」「米国の機密室」のライオネル・アトウィルが主演する映画で「征空重爆撃」のアルバート・デモンドが原作脚色し、「快勇二丁拳銃」のフィリップ・E・ローゼンが監督に当たり、「珍芸騒動」のギルバート・ウォーレントンが撮影した。助演俳優は「五十六番街の家」のシーラ・テリー、「青春の溜息」のセオドア・ニュートン、「男性No.1」のポール・ハースト、「メトロポリタン(1935)」のルイ・アルバーニ、「昨日」のロバート・エリス等である。

ストーリー

ガーフィールド投資会社社長ガーフィールド氏が事務所で惨殺されたという報道は全市を驚愕させ、捜査係長ライリー警部とその片腕たる刑事ホーガンは直ちに活動に着手した。その犯人は大胆不敵の曲者で、凶行後現場近くで人に煙草の火を借りて悠々として去ること既に三回に及んだ凶悪な殺人鬼であろうと推定された。クロニクル紙の記者ジャック・バートンは現場に駆けつけて、ライリーに捜査応援をさせてくれと頼む。警部が参考人訊問を始めると、ビルディングの夜警ルイジ・バシガルピは、犯行のあった夜、財界の名士ジェローム・ブリーン氏が廊下でルイジに煙草の火を借りて、しばらく立話をしたことを申し出た。当局は、有力な容疑者としてブリーンを逮捕することに決定し、ジャックはこの特種を得て喜んで帰社した。ところがジャックの恋人で、社交欄担当の婦人記者ジェリー・クレインは、ブリーンはろうあであるから夜警と話することは出来ないはずで、当然ブリーンは犯人であり得ようはずがない、というのである。果して拘引されたブリーンはろうあであることが立証され、しかも彼は犯行当夜在宅して就寝している、という不在証明があるので釈放された。かくてガーフィールド殺人事件は迷路に入った。クロニクル紙は犯人逮捕に五千ドルの賞金を提出した、勇躍したジャック・バートンはライリーやホーガンと共に、ブリーンの知己であるワーナーから聞き込みを得ようと訪れる、とワーナーは既に惨殺されていた。そしてワーナーの母親は息子の部屋から出て来た男がマッチを課してくれと言った、という。翌晩今度は捜査係長ライリーが惨殺され、そして婦人記者ジェリーが行方不明となった。虎穴に入らずんば虎児を得ず、とジャックとホーガンはブリーン邸を訪れた。ホーガンは席上のピアノのキイを叩いた。最後のキイを叩くと秘密の扉が音もなく開いて、失踪中のジェリーと、ブリーンと瓜二つの男が立現れた。この男は果して何者か?

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作品データ

原題
The Sphinx
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
エムパイヤ商事
初公開日
1933年
上映時間
62分
製作会社
モノグラム映画


[c]キネマ旬報社