凶弾(1982)|MOVIE WALKER PRESS
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凶弾(1982)

1982年9月15日公開,112分
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少年院出身ということで蔑視され続けた青年がシージャック事件を起こし、狙撃されるまでを描く。瀬戸内海で起きた事件をもとにした福田洋の同名小説の映画化で、脚本は「銀河鉄道999」の石森史郎、北村彰、押川国秋の共同執筆、監督は「獣たちの熱い眠り」の村川透、撮影は「魔性の夏 四谷怪談より」の坂本典隆がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

少年院出身の仲間、荒木英夫、沼田昭彦、内山正一の三人は北アルプスで、英夫の父が残した猟銃を撃っていた。車で帰路に着く三人は、降りはじめた雨の中を歩く女、宏美を乗せた。フルスピードで走る車の前に、パトカーが入ってきた。運転していた正一が飲酒運転、スピード違反で引きずり出された。少年院出と分かると、警官の態度は手荒くなる。そして、猟銃を見つけた警官が自分の拳銃を抜こうとしたので、昭彦はとっさに銃床で殴りつけてしまう。英一と昭彦は宏美を乗せたまま車をスタートさせる。暫く走ると、事件に巻きこまないようにと、宏美を近くの駅に降ろした。一方、逮捕された正一は固く口をつぐんでいた。宮下捜査官は、英夫は五歳で両親を交通事故で失い、姉を捨てた男を殴り殺して少年院に送られたが澄んだ目をしたいい奴だと同情的な様子だ。その頃、英夫と昭彦は保護司、森下の寺にたどりつき、一緒に警察に行ってもらうことを頼んだ。そこへ、刑事たちがやって来たので、英夫は森下に裏切られたと誤解、二人は猟銃を発砲して逃げ出した。不信感に包まれた二人は、銀行強盗を企てるが失敗、昭彦は車にハネられてしまう。英夫は銃砲店で銃を奪うと、港へ向い、フェリーを乗取った。やがて、警備艇がやって来ると、スピーカーから、姉の知子と祖父の声が流れてきた。姉や祖父に触れてほしくなかった英夫は、口惜しさから涙をこぼした。その夜、英夫は矢吹船長を身代りに、乗客全員を解放した。しかし、警察特殊狙撃班も闇の中で配置を整えていた。夜が明けようとするころ、ヘリが上空を飛来、英夫の体が宙に飛んだ。かけつける矢吹船長の腕の中で、英夫は息絶えた。その日の夕方、港には沖を見つめる宏美の姿があった。

作品データ

製作年
1982年
製作国
日本
配給
富士映画
上映時間
112分

[c]キネマ旬報社

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