さらば愛しき人よ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
さらば愛しき人よ
さらば愛しき人よ
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さらば愛しき人よ

1987年公開、103分
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ヤクザという非情な世界に生きる男が、ある日、幼なじみの女と出会った……。甦った思い出と再燃した《愛》を抱きかかえて、男はバイオレンスの闇を突きすすむ。「プルシアンブルーの肖像」の脚本家・西岡琢也の原作を、「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」の原田眞人が脚本化し、自ら監督している。撮影は藤沢順一。

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ストーリー

修史(郷ひろみ)は標的を待っていた。やがて、闘竜会の会長・木内剛三(安岡力也)が、愛人のアパートから現われる。修史の銃が一瞬にしてボディガードを倒し、木内に向けられる。懸命に命乞いする木内。とどめを刺さず、修史は銃をしまい、弟分・哲夫(木村一八)の車で去る。早坂修史は暴力団大東連合の若手幹部だ。会長の新田(高品格)は修史に目をかけているが、闘竜会との和平工作をすすめる兄貴分の加東は、彼をけむたがっていた。そんな折、都心の一流ホテルで、新田の娘の結婚披露宴が行なわれた。そこで修史は、ひとりのメイドに声をかけられた。女の名は海老沢ひとみ(石原真理子)。幼ななじみの、忘れえぬ女性だ。心に反し、修史は「人違いです」と答え、その場を去る。その後、闘竜会の報復をかわすため、修史は愛人のホステス・由美子(南條玲子)のマンションに身を寄せる。しかし、10年ぶりの再会に心揺れる修史の足は、いつしかひとみのもとへ向かっていた。早朝まで語り明かす二人は、木内の弟・義政(佐藤浩市)の雇ったヒットマン・間柴(嶋大輔)がつけ狙っていることを知らなかった。突然の銃声。一命をとりとめたものの、ひとみは脳内出血のため、視力を失った。由美子も間柴の拷問から逃れるため自ら命を断った。押えに押えていた激情が、修史を包み込む。「なさけはおまえ、義理は由美子」--ひとみの寝顔に語りかけ、夜明けの街に出る修史。哲夫と二人、向かうは大東連合と闘竜会合体の発会式場。そこには修史の身を案じたひとみの姿もあった。修史の銃が、義政を、間柴を、木内を、次々と倒していく中、哲夫が命を落とした。激しい銃撃戦の果て--なつかしい少年の日々に別れを告げる修史とひとみの姿があった。

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作品データ

製作年
1987年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1987年
上映時間
103分
製作会社
松竹富士=バーニング・プロ


[c]キネマ旬報社