異人たちとの夏|MOVIE WALKER PRESS
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異人たちとの夏
異人たちとの夏

異人たちとの夏

1988年9月15日公開,108分
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中年のシナリオ・ライターが、幼い頃死んだはずの両親と再会する不思議な体験を描く。山田太一原作の同名小説の映画化で、市川森一が脚色。監督は「日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群」の大林宣彦、撮影は「PARIS-DAKAR 15 000 栄光への挑戦」の阪本善尚がそれぞれ担当。

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余命3か月を宣告されながらも、故郷である尾道を舞台にした超大作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を完成させ、今年4月10日に82年の生涯に幕を下ろした大林宣彦監督。本特集では大林監督が手掛けた作品群から、その平和へのメッセージを解き明かす。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

原田英雄(風間杜夫)は40歳のシナリオ・ライター。妻子と別れ、今はマンションに一人暮らしをしていた。ある日、原田は幼い頃に住んでいた浅草に出かけ、偶然、死んだはずの両親に会ってしまう。二人は原田が12歳の時に交通事故で死亡したが、なぜかその時の年齢のまま、浅草に住んでいた。原田は懐かしさのあまり、浅草の両親の家へたびたび通うようになる。一方で、原田は同じマンションに住む桂(名取裕子)という女性と、愛し合うようになっていた。彼女は、もう両親には会うなという。異人(幽霊)と近づくと、それだけ自分の体は衰弱し、死に近づくのだ。原田はようやく両親と別れる決心をし、浅草にあるすき焼き屋で親子水いらず別れの宴を開いた。暖かい両親の愛情に接し、原田が涙ながらに別れを告げると、二人の姿は消えていった。しかし、原田の衰弱は止まらない。実は、桂も異人だったのだ。男にふられ原田にもすげなくされた桂は、ずっと以前に自殺していたのだった。愛と憎しみに狂った異人は原田に迫ったが、友人・間宮の機転で原田は助けられた。その後、体調の回復した原田は両親のもとに花と線香を手向け、静かな夏の日の不思議な体験を回想するのだった。

作品データ

原題
The Disincarnates
製作年
1988年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
108分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    水口栄一

    5.0
    2020/12/4

    異人たちとの夏を観た。これはあまりにもファンタジックで優しい気持ちにさせてくれた。人生においてこんな出来事がほんとにあるような気持ちにもなった。素晴らしい作品だと思う。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2020/5/15

    めっちゃ良かった。夏の夜、亡くなったはずの両親と出会う主人公。また同じマンションのケイという女性とも関わるが、彼女もまたこの世のものではなかった。幻影のような映画で。どうかしてたってどうもしてなくったって、人生の内でこんな夢のような時間があっても良いじゃないかと思わせられた。自分だったら、というか自分じゃなくても、亡くしてしまった大切な人とまた同じ時を過ごせるなら現実の自分が朽ちても構わないという気持ちは必ず抱くと思う。引きずりこまれると思う。それでもそのひと時の幸せを噛み締められるだけでも、またその時間を忘れずに生きていくこともまた尊くて。死ぬ順番に何か意味を見出す必要があるかはわからないが、彼はまだ生きる人だったんだろうとだけ。ラストの突然のB級感だけは惜しかったが、それを差し引いてもかなり良かった。でもないに越したことはなく、それがなければ完璧に近かったなあ。夏って何かが曖昧になる、そういう季節だ。

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  • rikoriko2255

    たけ

    3.0
    2015/8/31

    異次元に迷い込むような、親子のエピソードはすごくいいんだけど、謎の女Kとの顛末は違和感がありました。せっかくいいお話なのに、安っぽいホラーサスペンスみたいになってて残念。

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