潤の街|MOVIE WALKER PRESS
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潤の街

1989年6月3日公開,100分
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在日韓国・朝鮮人三世の少女と日本人青年の純愛を描く。第7回城戸賞準入選作の映画化で脚本・監督は金佑宣、共同脚本は「君は裸足の神を見たか」(監督)の金秀吉、撮影は「神々の履歴書」の金徳哲がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

大阪の下町に暮らす潤子は在日韓国・朝鮮人三世で、16歳の高校生。父の光秀は小さな町工場を営み、母の利代はお好み焼屋を開いて生計を立てていた。祖母の貞順が大好きな潤子は時々話相手をしたり、また通学のかたわら店を手伝ったりしていた。ある晩潤子は近くの工事現場でアルバイトをしていた雄司と知り合い、好意をもった。ラグビーの試合の応援に行ったりしているうちに雄司も潤子の明るくさわやかなところに惹かれていった。潤子は自分が在日韓国・朝鮮人であることを話し、理解した雄司の気持ちはそれで変わることはなかった。ある日潤子は外国人登録のため区役所で指紋を押捺した。在日外国人にとっては辛い体験だった。デートの帰り潤子を家まで送った雄司は、酒に酔った光秀から絡まれ、それは利代も巻き込んだ言い合いになった。雄司は帰り、一人夜の公園で落ち込む潤子を貞順はそっと慰めるのだった。雄司は横浜の叔父のところで修行するよう勧められ、ある日、潤子に結婚を申し込んだが、お互いの気持ちがかみ合わず断られてしまった。そんな時、雄司の親友の誠が恋愛のもつれから事件を起こして逮捕され、初めて彼も在日韓国・朝鮮人であることがわかった。潤子の回りには実父のチョンテがうろつき始め、雄司は妹・育子が、潤子と同級生だったので国籍の違う彼女がいることが家族に知られ咎められた。雄司が横浜へ発つ前夜、潤子が公園で双子の兄弟に襲われて怪我をした。少年達から電話を受けた雄司は、公園で二人を力いっぱい殴りつけたのだった。翌朝、雄司は新大阪駅で、白いチョゴリ姿の潤子に見送られながら再会を夢みて新幹線へ乗り込むのだった。

作品データ

製作年
1989年
製作国
日本
上映時間
100分

[c]キネマ旬報社

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