女子大生 かりそめの妻:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女子大生 かりそめの妻
女子大生 かりそめの妻
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女子大生 かりそめの妻

1974年3月2日公開、73分
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妻子ある男を愛したホステスが、苦難を乗りこえて一人で力強く生きていく姿を描く。脚本は「(秘)女郎残酷色地獄」の大工原正泰、監督は「欲情の季節 蜜をぬる18才」の武田一成、撮影は「大奥秘話 晴姿姫ごと絵巻」の安藤庄平がそれぞれ担当。

ストーリー

高級バーのホステス・ルミの楽しみは、店がはねてから個人タクシーを営む秋本と会うことだった。そんなある日、秋本の車に、女子学生の早苗がダイヤの指輪を忘れていったので、ルミは早苗を捜し出して指輪を渡した。このことが縁で、おとなしいルミと、ドライな早苗の友情が始った。やがて、早苗はカメラマンの新宮を連れて、ルミのバーに来るようになった。そして、早苗はルミにヌードのモデルになれとすすめた。ある日、ルミは秋本の家族旅行があると聞いて後を秘そかに追ったが、一家の睦まじげな様子を見てしまってからは、ルミの心は哀しみに溢れた。翌日、ルミは早苗とともにヌードモデルとなって、新宮のカメラの前に立った。衣装とともに過去も捨て去ろうとしたのだった。そんなある日、秋本が現在の妻と別れる決心をしてルミに会いに来た。ルミは全身で秋本を迎え入れた……。しかし、幸福な生活は短かかった。秋本のタクシーが、早苗のパトロンである後藤の妻が乗る車と衝突してしまい、両者即死というアクシデントが起ったのである。ドライな早苗は後藤と結婚できると喜こぶが、ルミには失意の日がつづいた。だが、苦しみも哀しみも超えた透明な表情で、新しいホステスの道を歩みだすのだった。

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作品データ

製作年
1974年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1974年3月2日
上映時間
73分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社