影なき殺人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
影なき殺人
影なき殺人
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影なき殺人

1947年9月公開
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「マーチ・オブ・タイム」の製作者であったルイ・ド・ロシュモンが劇映画に転向 してからの第三回作品でリーダース・ダイジェスト所属のアンソニー・アボット筆に実話の映画化で、脚本はリチャード・マーフィーが書き、「ブルックリン横町」のエリア・カザンが監督に当たり、「極楽闘牛士」のノーバート・プロダインが撮影した。主演は「ローラ殺人事件」のダナ・アンドリュース、「失われた週末」のジェーン・ワイアットで「ゴールデン・ボーイ」のリー・J・コッブ及びサム・レヴィーン、カーラ・ウィリアムスらが助演する。

ストーリー

コネチカット州フェアボートの町はランバート神父が夕方散歩中何者かに銃殺され たというので大騒ぎになった。神父が倒れてから駆け付けた目撃者たちも下手人が誰であるかは見当がつかなかった。神父は町の人々に愛されていたので、殺される理由がないのだ。最近神父を訪れた人は復員軍人の失業者ワルドロンと少し頭の変なクロスマンという者たちであった。その時は選挙を控えていたので、この殺人事件を在野党は利用しにかかった。地方検事ヘンリー・ハーヴィーは事件を解決すべき責任があり、調査に着手したさ、反対党の宣伝はものすごく、新聞攻撃の火の手はついに警察署長ロビンソンに辞表を提出させるに至らしめた。しかしハーヴィーはその辞職を思い止まらせて、七人の目撃者の口述書から、犯人がワルドロンであることを推測した。オハイオ州にいたワルドロンは、護送されて来たが、神父が受けた銃弾と合致する12ミリ口径のピストルを携えていた。証人たちは口をそろえてワルドロンが下手人であると証言した。中でも女給のアイリーンは、犯行現場から一町離れている自分の勤め先の料理店の窓から、犯行五分前に彼が歩いていたのを目撃した、と証言した。ワルドロンは一切を否定し、その時刻には映画館にいたと主張する。しかし彼の言葉を裏書きする証人はなく、精神科医はワルドロンが理解の平衡を失っており、殺人可能であることを証言した。40時間にわたる尋問の末、ワルドロンは罪を認めた。彼の有罪は動かしがたく見えたが、それだけの証拠では満足できないとハーヴィーは悟った。審問が始まると、ハーヴィーは調査の結果ワルドロンは無罪であると主張した。政党の圧力は加わったが、罪なき男を罰することはできないという確信のもとにハーヴィーは戦った。そしてワルドロンのピストルは不完全で、証人たちが指示する場所からは射殺することが不可能であることを立証した。かくて裁判長は、証拠不十分により無罪としてワルドロンを釈放した。その後も犯人は依然として不明であった。

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作品データ

原題
Boomerang
製作年
1946年
製作国
アメリカ
初公開日
1947年9月
製作会社
20世紀フォックス映画


[c]キネマ旬報社