女子大生 ひと夏の体験:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女子大生 ひと夏の体験
女子大生 ひと夏の体験
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女子大生 ひと夏の体験

1977年9月3日公開、71分
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大学生が、性体験によって一人の男として成長していく姿を描く。脚本は「団地妻 肉体金融」の兼子平吉、監督は「女秘書の告白 果肉のしたたり」の近藤幸彦、撮影は「夜這い海女」の山崎善弘がそれぞれ担当。

ストーリー

競馬新聞を駅の売店に配達するアルバイトをしながら大学へ通う袖木修は勉強に励むわけでもなく、遊びに熱中することもない青年である。修は、いつものように売店に新聞を届けた時、売子のふみに初めて声をかけられ、日曜日に喫茶店で会う約束をした。修がアパートへ帰ると、高校時代の先輩・太一が女を連れてくる。プレーボーイの太一は、修に見せつけるように堂々と性行為を行なった。純情な修にとって、その光景はあまりに衝撃的であった。修は女子大生・節子に憧れていた。しかし、奥手な修は、その姿を遠くから眺め、部屋で節子を想像しながら、自慰行為に耽る事が精一杯であった。日曜日、修はふみに会い、身上話を聞きながら、彼女に年上の女の魅力を感じ、ふみのアパートで衝動的に襲いかかった。不慣れな修を、ふみは優しくリードするのだった。若い修は、すぐふみに挑んでいく。今度はもう、一人前の男として。バイトの帰り、修は節子と友人の由香に会い、飲みに行く。その時、太一も現われ図々しく、節子につきまとったので修は面白くなかった。由香が泥酔し、節子のマンションに四人で行ったが、由香を介抱している間に、太一と節子はすでにセックスにふけっている。修は太一への憎悪と嫉妬心で思わず外に飛びだした。うさをはらすように、ふみと激しく抱き合ったが、修にとってふみは、単なる性のはけ口にすぎなかった。だが、ふみにとって修は、かけがえのない男となっていた。女房きどりで世話をやくふみが、修にはいささか負担に思えてくる。そんな事を考えていた時、太一が訪ねて来て、「切れたいのなら俺に任しとけ」と一計を案じた。ある日、ふみは買い物をして修を訪ねて来る。修は、乱暴にふみを抱き寄せると、ふみの瞳も燃えていた。突然、太一が飛び込んできて、強引にふみを押し倒し、犯し始める。修は無表情に出て行った。ふみは懸命に抵抗したが、しだいに絶望したかのように力を弱め、太一のなすがままになっていく。そして、修の本心を知ったのだった。ある日、修は節子と由香とともに葉山の海岸に行った。ヨットの上で節子と修は始めて抱きあう。激しく燃える修には、ふみの事など頭になかった。夏も終わり、修は学校で節子に会うが、節子は無視する。節子にとって修は遊び相手にすぎなかった。修はバイトで売店に行ったが、ふみの姿はもはやなかった。

映画レビュー

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作品データ

製作年
1977年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1977年9月3日
上映時間
71分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社