桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール
桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール
3.0

桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール

1978年4月29日公開、87分
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対照的な性格の二人の女子大生が、アバンチュールを楽しむ姿を描く、小説現代の新人賞を受賞した橋本治原作の同題名小説の映画化。脚本は金子成人、監督は「修道女ルシア 辱す(けがす)」の小原宏裕、撮影は「さすらいの恋人 眩暈(めまい)」の森勝がそれぞれ担当。

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ストーリー

高校生のレナは、現代っ子らしく明るく活発な女の子である。一方、クラスメートの裕子は、奥手で消極的であった。春休みに裕子は旅に出る。彼女の母親から事情を聞いたレナは、裕子の性格から行先が信濃であると直感して現地へ向かったものの、裕子は金沢に旅立った後だった。レナは金沢に向かう車中で知り合った刑務所を出所したばかりの仙一に誘われ、彼のアパートヘ行く。そこでレナは、仙一の弟分の石田健と知り合い、彼の案内で内灘の海岸へでかけると、そこで裕子を見つけた。翌日、仙一は女を刺して逮捕されたため、レナと裕子は彼の妻である時江の仕事である売春を手伝うことにする。時江のもとで数日間過ごしたレナと裕子は、苦しい生活を続けながらも、優しさを忘れない時江に勇気づけられ、京都へ向かった。京都で二人は別行動し、裕子は初老の男と一夜を共にする。同級生の滝上と結ばれたレナは、変貌した裕子の姿に感慨を感じながら、東京行きの列車に乗り込んだ。

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作品データ

製作年
1978年
製作国
日本
配給
にっかつ
初公開日
1978年4月29日
上映時間
87分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社