愛の白昼夢|MOVIE WALKER PRESS
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愛の白昼夢

1980年9月6日公開,62分
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恋人のように父をしたう娘と、再婚相手として出現したひとりの女との間の葛藤を描く。娘に扮する畑中葉子は、平尾昌晃とデュエットで「カナダからの手紙」のヒット曲をだした後、結婚引退、八ヵ月後に離婚、この作品で裸になって再起をはかったことで話題となった。脚本は「宇能鴻一郎の貝くらべ」の中野顕彰、監督は「赤い通り雨」の小原宏裕、撮影は「女高生 夏ひらく唇」の米田実がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

青い海原の沖に停泊しているヨットの上では、全裸の女たちが淫らな姿体をさらして戯れている。活発に動き回るひとりの中年の男。騒ぎから離れて、油絵を描いている洋子。洋子は、愛する妻と死別した父・徹と避暑地の別荘で気ままな生活を送っている。父はプレイボーイで、五十歳にとどこうという年齢の割には若々しい体の持ち主で、洋子には自慢であり、誇りであった。ある日、洋子は父から再婚の話を聞かされた。「パパは私だけのもの」……洋子の気持は動転する。ある夜、再婚相手の亜起子が別荘を訪れた。二人を祝福する素振りをみせながらも、目の前で愛撫しあう二人に、洋子は嫉妬していた。寂漠とした気持ちから、海辺をさまよい歩く洋子は、キャンプファイヤーを囲んで戯れる若者たちを服を脱いで挑発するのだった。そこへ、警官が現われ、洋子は補導される。洋子は身柄を引き取りに来た亜起子のお説教に腹を立て、帰り道、サーファー少年の誠を別荘へ誘った。亜起子の目の前で体を重ねる二人。数日後、洋子は、仲間のケイコに父を誘惑させた。そして、父とケイコがホテルの部屋に入るところへハチ合わせになるように、洋子は亜起子をロビーに呼びだした。バッタリ出会う四人。動揺を隠しきれない亜起子を、勝ち誇ったように見つめる洋子。しかし、亜起子はケイコと関係した徹を、平然とむかえ、腕を組んで笑顔でホテルから出て行く。洋子の目論見は完全にはずれた。数日後、洋子は誠を呼びだすと、別荘の物置き小屋で抱き合った。そして、奸計をめぐらす洋子は、誠に亜起子を犯すように命じた。クリスチャンの亜起子は、苦痛とも歓喜ともつかぬ表情で誠に犯された。半月後、亜起子は妊娠していた。手ばなしで喜ぶ徹だが、亜起子の気持はうつろだ。そして、亜起子は突然失踪する。翌朝、波打際に変りはてた亜起子の水死体があった。痛ましいその姿を、茫然と見つめる洋子。数日後、青い海を疾走するヨットの上で、亜起子を失ったショックも癒え、全裸の女達と戯れる、プレイボーイの父・徹の姿があった。

作品データ

製作年
1980年
製作国
日本
配給
にっかつ
上映時間
62分

[c]キネマ旬報社

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