カメレオンマン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
カメレオンマン
カメレオンマン
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カメレオンマン

1984年6月23日公開、80分
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周囲の環境に順応し姿かたちが変わってしまう特異体質の持ち主ゼリグの生涯を、擬似ドキュメンタリー形式で描く喜劇。製作はロバート・グリーンハット。エグゼクティヴ・プロデューサーばウディ・アレンと長年のコンビであるチャールズ・H・ジョフィー。監督・脚本は「サマー・ナイト」のウディ・アレン。撮影はゴードン・ウィリス、音楽はディック・ハイマン、編集はスーザン・E・モースが担当。出演はウディ・アレン、ミア・ファロー、ステファニー・ファローなど。日本語吹替えで上映。

ストーリー

20~30年代のアメリカに、ゼリグ(ウディ・アレン)という変わったユダヤ人がいた。彼は周りの環境に順応し、身体つきも精神も変えてしまうのだった。彼はいろんな有名人と一緒にいるところを目撃された。彼と一緒のところを見られたのは、ルー・ゲーリック、ベーブ・ルース、クーリッジとフーパーの両大統頃、作家のスコット・フィッツジェラルド、新聞王ハーストとその愛人で女優のマリオン・デイヴィス、戯曲家ユージン・オニールなど。彼の特異体質が明らかになると、科学者が調査に乗り出した。彼の調査、及び治療にあたったのはユードラ・フレッチャー医師(ミア・ファロー)。彼女の別荘で治療しようとしたが、ユードラと向かいあうと即座にゼリグは精神分析医に変身してしまう。彼は子供の頃からいじめられっ子で、『白鯨』を読んでいないといって馬鹿にれることを恐れて「読んだ」と嘘をついた時から変身するようになり、カメレオンとなったのだ。いつしか、ユードラはゼリグに恋するようになる。ゼリグの姉ルースの恋人マーテ(S・ロミタ)が、ゼリグをひっぱり出し、見せ物にして世界を巡業する。やがて、彼が別人格になっている時に結婚したという女性が次々に名乗り出てきて、ゼリグはアイドルの地位から転落し姿を消す。その後、彼はローマ法皇と一緒のところを目撃された。ユードラはヨーロッパに行き、ヒットラーの後にいるゼリグを発見。ゼリグとユードラは飛行機で大西洋を渡って帰国し、再び国民から歓迎を受ける。その後、ゼリグとユードラは結婚し幸福な生活をおくった。以上のシーンは白黒で撮影。その他、随所に識者による回想シーンが織り込まれ、このシーンはカラーで撮影されている。識者として、スーザン・ソンタグ、アーヴィング・ハウ、ソール・ベローらが出演している。

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作品データ

原題
Zelig
製作年
1984年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー映画
初公開日
1984年6月23日
上映時間
80分
製作会社
ジャック・ロリンズ/チャールズ・H・ジョフィー・プロ作品


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