反国家宣言 非日本列島地図完成のためのノート:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
反国家宣言 非日本列島地図完成のためのノート
反国家宣言 非日本列島地図完成のためのノート
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反国家宣言 非日本列島地図完成のためのノート

1972年10月3日公開、80分、ドキュメンタリー/社会派
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ストーリー

東京での沖縄青年同盟の「国会行動」、裁判、大阪の在日沖縄人集落、五・一五前後の沖縄本島、「復帰」後の八重山とキャメラは南下していく。沖縄南島弧の島々は大和=天皇制国家の侵略、支配、収奪・差別の歴史のなかで、確実に反大和の伝統を育ててきたし、「琉球処分」によってもさらにその伝統は逆比例的に強く民衆の魂のなかに深く育てられている。沖縄は地理的・歴史的に東南アジア、中国、台湾、日本などの影響の支配下にありながら、自らは独自の文化と生活の形態を育てて来た。しかし、薩摩の武力的侵略と支配は島の人々の生活を破壊し、明治天皇国家は日本の国家支配体制のなかに組み込み、皇民化教育の名のもとに、言語を奪い、文化を抹殺し、天皇制ファシズムの嵐のなかに沖縄の民衆を捲き込んでいった。沖縄人を沖縄人として認めるということは、日本近代化百年の歴史を内側から支えてきた天皇制イデオロギーとの対決でありその行動と意識をキャメラは執拗に記録していく。

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作品データ

製作年
1972年
製作国
日本
配給
その他
初公開日
1972年10月3日
上映時間
80分
製作会社
プロダクション犀
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社