セックスドキュメント エロスの女王:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
セックスドキュメント エロスの女王
セックスドキュメント エロスの女王
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セックスドキュメント エロスの女王

1973年2月3日公開、71分
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セックス氾濫の現代にどっぷりと身を浸し、セックスを生業とするプロフェッショナルたちが日本各地に点在し、秘かに、根強く息づいている生きざまの数々を日本各地を駈けめぐり収録したドキュメンタリー。監督は「木枯し紋次郎 関わりござんせん」の中島貞夫、撮影は「緋ぢりめん博徒」の赤塚滋がそれぞれ担当。

ストーリー

乱交パーティを主催する学生/東京の夜。ある町で男女学生が通行人に学生運動の資金カンパを呼びかけている。その後学生達は、あるマンションに入って行く。部屋の中には、五人の若者と四人の娘の裸体がからみ合っている。酒と睡眠薬とセックスの陶酔が次第に彼等を呑みこんでいく。そしてこの乱交パーティを主催した学生達の実態を浮きぼりにしていく。ヌードモデル百人を操る火石利男/火石利男はヌードモデル百人を所属させているプロダクションの経営者である。新春の大デモンストレーションの撮影現場では、百人のヌードにカメラマンが群がる。キビキビと動きまわり娘達にポーズをつける火石氏。娘達は一糸乱れぬ統率のもとに千変万化の群像をつくっていく。サド・マゾショーのローズ秋山氏夫妻/熊本県荒尾市の一隅に住む秋山氏を訪れる。夫妻には出産による二年七ヶ月にわたる舞台の空白があった。再起をめざして、深夜になると秘かにSMショーの練習をする。いよいよ再出発である。子供を親戚に預け、巡業の旅に出た。そして、劇場では秋山夫妻のSMショーが開演される。貞操帯を作る28歳の美女/男女の貞操帯を作り、新しいおとなのおもちやを考案し、それを生きがいとする若き女性を探る。カメラは彼女が男の貞操帯を作成する過程を追っていく。暗黒の画面(稲倉清純)/一年二ヶ月の判決を受けた、セックスショー演出家・稲倉清純氏が服役直前での演出風景を眺く。72年から73年にかけての日本の情況に斬りこむかのように、熱気をはらんで演じられる凄まじい迫力のセックスショーが展開される。

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作品データ

原題
Queen of Eros
製作年
1973年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1973年2月3日
上映時間
71分
製作会社
東映京都


[c]キネマ旬報社