彼等は馬で西へ行く:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
彼等は馬で西へ行く
彼等は馬で西へ行く
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彼等は馬で西へ行く

1954年12月12日公開、西部劇
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「限りなき追跡」のリュイス・J・ラクミルが1954年に製作したテクニカラー色彩西部劇。レオ・カッチャーの原作から「静かなる男」のフランク・S・ニュージェントとデヴァロン・スコットが共同で脚色し、「秘密警察」のフィル・カールソンが監督に当った。撮影は「雨に濡れた欲情」のチャールズ・ロートン・ジュニア、音楽は「アフリカ縦断(1953)」のポール・ソーテル。「ケイン号の叛乱」のロバート・フランシス、「コレヒドール戦記」のドナ・リード、「ケイン号の叛乱」のメイ・ウィン、「殺人者はバッジをつけていた」のフィル・ケイリー、オンスロー・スティーヴンスなどが出演する。

ストーリー

1880年頃のアメリカ西南部。マッカロック砦の米陸軍は凶悪なコマンチ族の脅威に曝されていた。そのころ、ウォルタース部隊長の家族が砦に引き移って来ることになり、ブレイク大尉(フィル・ケイリー)が迎えにいった。ウォルタース夫人と姪ローリー(ドナ・リード)が着いた列車で、新任の軍医シュウォード(ロバート・フランシス)が到着した。一行は帰途1晩夜営したが、インディアンがひそかに襲って武器を奪っていった。唯一の目撃者シュウォードはインディアンに殴られて昏倒した。砦に帰った一行は隊長に武器の奪還を命じられた。ブレイクはシュウォードを連れてカイオワ族の集落に行き、1人ずつ首実験をさせた。穏和なカイオワ族は突然の騎兵隊の出現に驚いた。シュウォードは病気の子供を抱えたインディアン女マニーテン(メイ・ウィン)に惹かれるものを感じ、1度砦に帰ってから再び子供の病気を診に集落へ行ったが、ブレイクが後を追って来て無理に砦に連れ帰った。カイオワ族は重なるブレイクの非行に怒り、コマンチ族と合流して白人に反抗しようと行動を開始した。砦では早速コマンチ討伐軍を派遣したが、かえって敵の罠にはまって辛うじて引き上げてきた。勝ちにおごるコマンチ族は砦に襲来し、砦内は負傷者でごったがえしたが、誰1人シュウォードの治療をうけようとはしなかった。皆は彼が単身インディアン集落へ行ったことを誤解しているのだった。しかし、ローリーだけは彼をやさしく慰めてくれた。彼はカイオワ伏説のためひそかに砦を抜け出した。これを誤解したブレイクはあとを追ってシュウォードに発砲したが、弾は酋長の息子にあたった。砦が怒り狂うコマンチとカイオワに囲まれて正に危機に瀕したとき、インディアンの中からシュウォードが現れ、砦に向かって危機を脱する道は瀕死の若酋長を治療することだと説いた。治療は、双方片唾をのむうちに始められた。そして治療が成功したとき、両者の人種的な垣も消え、ようやく平和が訪れた。

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作品データ

原題
They Rode West
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア映画会社
初公開日
1954年12月12日
製作会社
コロムビア映画
ジャンル
西部劇


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