白馬城の花嫁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白馬城の花嫁
白馬城の花嫁
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白馬城の花嫁

1961年5月17日公開、85分、コメディ/ミュージカル
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「夜霧の長脇差」の野上龍雄と「富士に立つ若武者」の鷹沢和善の脚本を、「富士に立つ若武者」の沢島忠が監督したミュージカル風なコメディ。撮影も「富士に立つ若武者」の山岸長樹。

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ストーリー

白馬城という古城のほとり、白馬の里に住む孤児のハタ織り娘お君は、白馬城に伝わる若殿と孤児の娘の物語がいつか自分にもめぐってくることを信じている純情娘、ある日、殿様風の男を探す代官の一行が現われたが入れ違いに二人の家来を連れた若殿がやってきた。彼らは代官所の金蔵を荒して逃亡中の江戸の大泥棒、殿様一家こと殿様小僧の霧太郎と子分の伝次、長太の変装すがた。それとは知らぬお君は霧太郎を自分を迎えにきた城の若殿と信じ込み大歓迎。霧太郎は驚くが、でたらめの身の上話を作り盗品運搬をお君に手伝わせる。結局、彼らは殺した役人の死体を発見されてはと逃げ出すが、お君が追ってくる。さすがの霧太郎も彼女の清純さに触れて乙女の夢を傷つけまいと江戸へ伴い、浅草で雑踏にまぎれて姿を消す。途方にくれたお君は人情目明し太吉に拾われ酒屋きらくの女中に住込み、霧太郎を探す。お君の求める殿様が霧太郎に違いないと考えた太吉は霧太郎に会って話しかけるが、霧太郎は無関心を装う。その霧太郎の率いる殿様一家は、白馬の里の獲物をスリの源太にとられ、肝心の霧太郎がお君の感化で泥棒稼業に身を入れず不景気のどん底。そこへ江戸城で金蔵荒しが発生、町方が霧太郎の隠れ家になだれ込む。しかし犯人は昇り竜の富蔵で、霧太郎は寃罪を晴らそうと逃げる。ところがこんな霧太郎にお君を会わせた男がいる。源太だ。彼はきらくの息子、かねて霧太郎に心酔していたので二人の仲人役を買って出たのだ。お君は再会を約し白馬の里に帰る。霧太郎を待ちこがれるお君。そこへ、富蔵を追って太吉が現われた。太君は金蔵破りの一件の真相を語り、殿様が白馬城で待っていると言った。廃墟に等しい無人の城、殿様っとお君が叫ぶ。霧太郎がいた。すべてを知ったお君は霧太郎に抱かれた。

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作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1961年5月17日
上映時間
85分
製作会社
東映京都
ジャンル
コメディミュージカル


[c]キネマ旬報社