白い南風:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
白い南風
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白い南風

1961年8月13日公開、87分
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丹羽文雄原作の連続テレビドラマの映画化。「スパイ・ゾルゲ 真珠湾前夜」の共同執筆者・沢村勉が脚色し、「図々しい奴(1961)」の生駒千里が監督した。撮影は「あの波の果てまで 後篇」の平瀬静雄。

ストーリー

首藤美仁子は銀座のラパン服飾店に勤めている。彼女の家には、大学教授を定年退職した父重興の教え子である三田村、小柴の二人が出入りしていた。美仁子は三田村に好意をよせていたが、彼には会社重役大月の娘千賀子という婚約者があった。千賀子は三田村がひそかに美仁子を愛しているのを知ると、誕生祝いのパーティを開いて、その席上で三田村との婚約を発表し、彼の心をつなぎとめようとした。美仁子は逃げるように外へ出たが、後を追ってきた小柴から誘われ、彼のアパートで体を許してしまった。小柴は美仁子と結婚することによって、将来は教授の椅子を狙えるだろうと計算したのだ。一方、三田村はそんなことは知らずに、千賀子に婚約の解消を申出ていた。美仁子を愛している自分の心を偽われなかったからである。しかし、そのころ美仁子は小柴の子を宿していた。小柴は美仁子の父に結婚を反対され、信州上田の実家へ帰った。妹の慎子にはげまされた美仁子は後を追った。だが、小柴の態度は冷たかった。彼は三田村と婚約を解消した千賀子と乱行を続けていたのだ。慎子からすべてを聞かされた三田村は、小柴に会って結婚すべきことを説き、小柴の母にも美仁子が立派な女性であることを話した。さらに帰京すると、重興を説いて二人の結婚を許させた。ある日、三田村は喫茶店で美仁子と瓜二つの女を見つけた。店の会計係で静子といい、三田村に関心を示した。小柴が上京した。彼には美仁子と結婚する気なんか少しもなかった。小柴の真意を知った三田村は、自分が美仁子と結婚することによって彼女を幸福にしてやりたいと思った。しかし、美仁子は小柴の愛がよみがえる日を夢みるのだった--。

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作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1961年8月13日
上映時間
87分
製作会社
松竹大船


[c]キネマ旬報社