セールスマン物語 男にゃ男の夢がある:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
セールスマン物語 男にゃ男の夢がある
セールスマン物語 男にゃ男の夢がある
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セールスマン物語 男にゃ男の夢がある

1961年9月2日公開、63分
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「銀座ジャングル娘」の若井基成と「助っ人稼業」の山内亮一の共同脚本を「青い狩人」の井田探が監督したセールスマンもの。撮影は「青い狩人」の山崎安一郎。

ストーリー

東洋ソフラン商事の新入社員上野洋平と須崎芳男は、セールスマンとして販売課に配属された。第一日、須崎は親類をおがみ倒して責任額の五セットをさばいたが、洋平は一セットだけ。翌日も上野は押し売りと間違えられたり、番犬に噛みつかれたり、散々な目に会った。そんな洋平を励ましたのは、かつての名セールスマン池島氏である。番犬と仲よしになるのがセールスマンの妙諦だと教えられた上野は、さっそく野良犬を拾ってご機嫌のとり方を研究した。猛犬を手なづけて植木職の小沢に会ったが、ウンといわない。須崎との賭けに負けてコーヒーをおごる羽目になった洋平は、ある喫茶店でドアガールの菊子に会って驚いた。失意のどん底にあったとき、優しく慰めて貰ったことがあるのだ。ほのぼのした気持で帰る途中、養老院に働く結城という男に会って五十セットを納めたが、これが詐欺師で小切手は不渡り。青息吐息の洋平は菊子に誘われて彼女の自宅へ行った。菊子の父親こそ、会社の清水課長ではないか。課長は「本当のセールスとは押し売りや媚を売ることではない。わしはお客に幸せを売るつもりでやっている」といった。心機一転の洋平は再び小沢を訪ねた。洋平の熱心さに動かされた頑固親爺は、東邦物産の会長城戸翁を紹介してくれた。そして、五百セットの契約がまとまり、天にも昇る気持で社へ帰ると、成績不良の清水氏がクビになるところだった。洋平は契約書を清水氏に握らせて、「こんなに契約できたのも清水さんのおかげです」といった。池島部長も、田所主任も彼の心意気にすっかり感動した。洋平と菊子の結婚式も遠い日のことではあるまい。

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作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1961年9月2日
上映時間
63分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社