若い爪あと:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若い爪あと
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若い爪あと

1962年5月9日公開、69分、サスペンス・ミステリー
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清水晃のオリジナル・シナリオを「花の歳月」の中島義次が監督したサスペンス・ドラマ。撮影は「情熱の花」の柿田勇。

ストーリー

三輪明子は、料亭の女中頭をしている母のミネと二人でアパートに暮らしている。明子のアパートの部屋の窓から小森歯科医院の診察室が見えた。小森医院では若い歯科医の片山が主に診療に当っていた。片山はその美貌が近所の評判で、医院では若い女の患者が増えたと喜んでいた。ある日、散歩に出た明子は片山と偶然話を交わした。それが縁で明子は片山の部屋に遊びに行く日が、何ん回かあった。片山の部屋は明子と同じアパートで斜め向いの二十九号室だ。明子は片山に映画に連れていってもらうことになった。その晩、片山は六時半の約束にも拘わらず七時におくれてやって来た。二人が映画を観終ってアパートへ帰ると、二十六号室の前には人だかりがしていた。二十六号室の女給冴子が殺害されたのだ。それ以来、刑事の影がいつも片山や明子の廻りを取りまきはじめた。片山と明子は映画を観ていた。アリバイはある。だが、捜査陣の眼は執拗に二人を追っていた。任意出頭の形で取り調べを受けた片山は刑事の追求にとうとう冴子との関係を話した。それによると片山は冴子から結婚する約束で学資を出してもらっていたのだ。片山は冴子の殺害を否定した。アリバイがある。捜査陣は明子を本格的に尋問することになった。その結果、片山が映画館に入ってからいったん席をたって三十分ほど帰らなかったこと、医院の近所にある資産家の令嬢と恋愛関係にあることが判った。捜査陣は映画館と殺人現場である二十六号室との時間的な実地検証をした結果、明子の証言には十分の真実性があることが判った。警察から帰った明子は片山を問いつめた。片山は明子を遊園地へ誘った。夕空に輪を描いて廻るワゴン車の中で、異様な片山の顔つきに明子は恐怖に襲われた。片山は明子を殺そうとしている。だが、その時、塔は警官達に包囲されていた、それを知った片山は身を車の外へおどらせた。

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作品データ

製作年
1962年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1962年5月9日
上映時間
69分
製作会社
日活
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社