香港の星:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
香港の星
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香港の星

1962年7月14日公開、109分
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「続サラリーマン清水港」の笠原良三のオリジナル・シナリオを、「二人の息子」の千葉泰樹が監督したメロドラマ。撮影は「続サラリーマン清水港」の西垣六郎。

ストーリー

東南商事の海外駐在員の長谷川透は、香港の繁華街の一角あるソニー香港支店へ日本帰省の挨拶のため友人を訪れた。そこで彼は、中国娘王星[王連]と知り合った。彼女は難民診療所のドクター王椿伯の一人娘で、現在日本女子医科大学の留学生であった。そして東京。星[王連]は父の知人杉本の所に下宿していた。そこには可那子という娘がいたが、デザイナーの卵の可那子の推薦で星[王連]はカメラマンのモデルになった。モデルの仕事で北海道に来た二人はやがて仕事も終り、スキー場で遊んでいたが、運悪く可那子は足首を捻挫した。その時助けてくれたのが、偶然にも休暇で故郷に帰っていた透だった。こんなことから、東京に戻ってからも星[王連]と透は親しく交際するのだった。だが、そんな星[王連]を彼女の父の弟子張英明は、仕事のこと国のことなどをあげて責めるのだった。自分には仕事があると悟った星[王連]は、もう透と逢うまいと決心するのだった。そんな時、透は再び香港へ発つことになった。一方、星[王連]は国家試験をパスし、英明と共に香港へ帰った。だが、父がとめるのも聞かず彼女は香港にとどまらず、シンガポールの病院へ去って行った。シンガポールへ仕事で来た透は彼女を訪れ、初めて結婚の申し込みをしたが、折も折、彼女の父の死の報せで再び別れなければならなかった。駆けつけた彼女に父は自分の主義を娘におしつけたことを深くわび、死んでいった。そんなある日、透は再び転勤になりサンフランシスコへ行くことになった。透が発つ日、教会で父のために祈りをささげる星[王連]は、悲しみのあまりそこを起ち上がれなかった。すでに飛び立ったジェット機を見送る星[王連]、そんな彼女の肩をたたいて、英明は自分の思うとおりに生きなさいとやさしくはげますのだった。

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作品データ

原題
Star of Hong Kong
製作年
1962年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1962年7月14日
上映時間
109分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社