暗黒街最後の日:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
暗黒街最後の日
暗黒街最後の日
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暗黒街最後の日

1962年10月12日公開、104分、アクション
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「宝石泥棒」の井上梅次が脚本・監督したアクションもの。撮影は「地獄の裁きは俺がする」の西川庄衛。

ストーリー

マル和産業は、関東犯罪シンジケートのボス、中部前社長が創立したが、現在は彼の弟分星野が社長である。が、仙台刑務所から中部が出所したため、星野は子分に中部襲撃を命じたが失敗、そのため自らも子分白川にピストルの狙撃を受けた。さらに白川は関西犯罪シンジケートのボス三鬼の命も狙った。一方、中部は単身星野の本拠クラブ「モナコ」で星野と会った。が、「社長の椅子は株主総会の決議による」と主張する星野のため両者間は袂別した。そんな中部・星野派の対立を知った三鬼は、漁夫の利を得ようと子分を連れ大挙上京した。その暗黒街の不穏な動きを察知した警視庁は芥川検事を主任としてマル和の内偵を進める事にした。使命を受けた直木警部補は朴と名を変えて潜入し、拳銃さばきの腕を買われ星野の子分になった。しかも直木には芥川検事の妹ひとみという恋人があった。マル和の社長の椅子を決定する定期株主総会の日がきた。席上星野は中部と芥川検事が昔から親友であることをばらした。また中部は、星野こそ関西の三鬼と結託し縄張りを売ったと暴露した。満場騒然たるうちに総会は流会となった。狡猾な星野は、中部と洋子の間に出来た一人息子正樹をさらい、さらに三鬼派の殺し屋を買収し三鬼暗殺を計画した。折も折潜入中の直木警部補の身元がばれ、星野派により檻禁された。やくざ世界の醜さを知った中部は、星野との手打式にのぞんだ。無気味に静まりかえる深夜の暗黒街。その中央「モナコ」には、星野、中部、三鬼各派のやくざが拳銃や機関銃を手ににらみあった。星野が三鬼の奸計に落ちた。その騒ぎに乗じ白川は檻禁中の直木警部補と正樹を救出した。芥川検事の指揮で警官隊も到着した。星野、中部、三鬼派三つ巴の壮絶な銃撃戦が展開された。硝煙うず巻く射撃戦は深夜の暗黒街で限りなく続く……。

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作品データ

原題
The Hell's Kitchen
製作年
1962年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1962年10月12日
上映時間
104分
製作会社
東映東京
ジャンル
アクション


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