歓楽の舞姫:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
歓楽の舞姫
歓楽の舞姫
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歓楽の舞姫

1925年公開
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メイ・エジントン女史作の小説「終わりなき世界」を映画化したもので、「ダーク・エンゼル(1925)」「楽園の盗賊」と同じくフランセス・マリオン女史が脚色しジョージ・フィッツモーリス氏が監督した。主役は前記二映画出演のロナルド・コールマン氏と、「動員一下」「世界の籠児」等出演のブランシュ・スウィート嬢が勤め、ウァーナー社やユ社で今売り出しのジェーン・ウィントン嬢、「ステラ・ダラス(1925)」のベル・ベネット嬢、「アイアン・ホース」のシリル・チャドウィック氏等が共演する、素晴らしい役割の人情劇で、所々にテクニカラーが使用してある。

ストーリー

鉱山技師ジョン・ダグラスは南米で発見した鉱山に投資を求めてニューヨークに帰って来た。金満家のハリー・エヴォンと財産家の娘サラ・ディーヒングと共に芝居見物に赴いたジョンは主役女優のカーラ・キングに首っ丈け惚れてしまった。サラはそれを嫉妬せずにはいられなかった。サラは密かにジョンの鉱山に金を入れることにした。さてジョンに求婚されたカーラはどうしても結婚を承諾しなかった。そして兎に角彼の妹という名義で南米に行って一年間共同生活をしその結果を見て結婚することになった。南米に於いてはカーラは家政の苦労の為次第に美を失った。ジョンも鉱山経営の苦心とカーラの愛を全的に掌握し得ぬ悩ましさの故に焦慮し続けた。サラはその時ジョンを鉱山に訪れたが、その折カーラは熱病が癒えた許りで形容消衰していた。それを見てサラはカーラに好意を寄せると見せた。そして彼女はジョンとカーラとにニューヨークに帰ることを勧めた。カーラは自分達の愛の試練は失敗したものと認めて帰郷を承諾した。カーラの不在中は彼女の母ベティー・キングが舞台に立って娘の代わりを勤めていた。カーラの帰国は一粉糾を引き起こしたが親娘が共演することになって円満に解決した。サラはジョンをうまく丸め込むことに成功しかけた。カーラはハリーの求婚を受けハリーがジョンの鉱山に投資することを条件として承諾した。さてキング母子共演の芝居は初日をあけた。そして舞台上でベティーは娘の胸中を察し娘とジョンとの橋渡しをした。嫉妬したサラがジョンを追って来たがジョンはカーラの心底を知り彼女と結婚し新婚旅行として南米に向かった。

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作品データ

原題
His Supreme Moment
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
ファースト・ナショナル社
初公開日
1925年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


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