東京オリンピックへの道:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
東京オリンピックへの道
東京オリンピックへの道
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東京オリンピックへの道

1963年2月8日公開、81分、ドキュメンタリー
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過去に行われた各国大会の模様を、就中、日本選手の活躍、そして現在の選手強化の姿を克明に描いている。

ストーリー

第一部オリンピック物語二千七百年の昔、ギリシャでは神ゼウスに捧げるために聖なる祭典の競技が行われた。これが古代オリンピックのはじまりだ。紀元前七七六年の第一回大会から教えて二九三回、一二〇〇年にわたった。それからちょうど一世紀半の後、クーベルタンによって再び平和の祭典として開かれることになった。第一回はアテネで、第二回はパリ。第三回はセントルイスで開かれたが、いずれも余興的な催しに終り、第四回のロンドン大会から本格的になったのであった。第二部オリンピックと日本人 第二次世界大戦が終ってすぐ、アントワープで第七回が開かれテニスで熊谷、柏尾が活躍。第九回はアムステルダムで開催。三段跳で織田選手が、二〇〇米平泳で鶴田選手が優勝。八〇〇米では人見絹枝選手が二着となった。第十回ロスアンゼルス大会では、南部選手が三段跳で世界記録。棒高跳で西田選手が二位、大障害レースで西中尉が優勝。水泳では鶴田選手が二〇〇米に優勝。一五〇〇米で北村、牧野が一、二位。百米背泳で清川選手が優勝と日本のスポーツ界は黄金時代を迎えた。第十一回ベルリン大会は、ヒットラー政権の下に空前の盛況を呈し、黒いカモシカ、オウエンスの活躍、“前畑がんばれ”の女子水泳の躍進がめだった。こうして第十二回大会は東京で開くことに決ったが、第二次世界大戦が始って中止になった。--一九四八年第十四回大会がロンドンで、第十五回ヘルシンキ、第十六回メルボルンそして一九六〇年ローマの第十七回大会はオリンピック史上最大のものとなった。第三部聖火を迎える日のために一九五八年、ミュンヘンで開かれたIOC総会は一九六四年の第十八回大会を東京で開くことに決定した。大会を目指して選手の強化訓練もはじまった。アジアで初めて開かれるこの東京大会を我々国民一人一人の協力によって立派に成功させなければいけない。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1963年2月8日
上映時間
81分
ジャンル
ドキュメンタリー


[c]キネマ旬報社