外交:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
外交
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外交

1926年公開
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ヴィクトリエン・サルドウがサラ・ベルナアルのために作った舞台劇の一をベンジャミン・ブレーザー氏が現代化して脚色し「受難のテス」「スポーツの女神」等と同じくマーシャル・ニーラン氏が監督したもので、主役は前記二映画及び「海の洗礼」等出演のブランシュ・スウィート嬢が演じ、「沙漠颪(1926)」「ある乞食の話」等出演のニール・ハミルトン氏、「西部魂(1926)」「イスラエルの月」等出演のアルレット・マルシャル嬢を始、マット・ムーア氏、アール・ウィリアム氏、グスタフ・フォン・セイフェルティッツ氏、アーサー・エドモンド・カリュー氏、ジュリア・スウェイン・ゴードン嬢、上山草人氏等のオール・スター・キャストである。

ストーリー

ヨーロッパの遊園地のあるフランスのドオヴィルである時諸国の外交官等が非公式の会議を開いていた。英国外交官ヘンリー・ウェイスマス卿とその弟ジュリアンとは中国と英国とのある秘密条約の条約文を中国の外交官から手渡された。ジュリアンはその条約文を持ってロンドンへ帰るという重大任務があったが、彼はザアル侯爵夫人の令嬢ドラと恋仲で、結婚式を挙げ新婚旅行を兼ねて本国へ行くことになった。ところが結婚式の夜条約文が紛失してしまった。公文書入れの箱の鍵はドラが預かっていたのでジュリアンは不覚にも新妻を疑わねばならなかった。ドラの母ザアル侯爵夫人の財政は火の車で露国労農政府の代表者バルリン男爵から少なからぬ負債があるので、ドラは母親が盗んでバルリンに売ったと思ったので一切口を封して何事も弁明しなかった。妻を責めても要領を得ないジュリアンは兄と共に条約文奪還の方法を講じることになったがアメリカ秘密探偵ロバート・ロウリーはバルリンの奸計を憎みウェイマス兄弟に加勢した。そしてロウリー探偵の明快な取り調べによって、意外にもドラ母親の親友の如く振る舞っているジッカ伯爵夫人がバルリン男爵の依頼によって盗んだことが明白となった。かくて条約文を無事に取り返したジュリアンはドラと一緒に新婚旅行を兼ねてロンドンに向かった。

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作品データ

原題
Diplomacy
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1926年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社