怪談 鬼火の沼:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怪談 鬼火の沼
怪談 鬼火の沼
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怪談 鬼火の沼

1963年6月23日公開、78分、ホラー/時代劇
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「剣に賭ける」の浅井昭三郎が脚本を執筆、「抜打ち鴉」の加戸敏が監督した怪談もの。撮影は「人斬り市場」の竹村康和。

ストーリー

江戸、初夏のある夜。職権を濫用していた御数寄屋坊主頭宗伯は、あやういところを甥の戸畑敬助に救われた。それから一年。極道者の敬助は遊びの金につまるたびに宗伯から無心していたが、財布のヒモはかたくなる一方、また宗伯の妾お蓮との関係を察知されたのではないかとうたがっていた。そこでいっそのことと湯室の煙突を密閉して宗伯を燻り殺そうとしたが、死んだのは意外にも侍女の八重だった。その夜、八重の兄と名乗る役者稼業の清蔵が妹の安否をたしかめにやって来た。そこで敬助は遊び仲間の仁科三郎太と計って清蔵を殺して古井戸に投げ込んだ。奇怪なことがはじまったのはそれからのこと。殺したはずの清蔵が敬助の家にあらわれたり、夜毎に八重の亡霊が出るというのである。おじ気づいた宗伯は三郎太を用心棒にやとい、三郎太は芝居小屋に清蔵をたずねた。すると、芝居小屋には清蔵という役者がふたりいたという。あやしい糸にあやつられた三人は、八重を沈めた沼のほとりにさそいだされるが、そこで八重の亡霊にさんざんの目にあわされた。一夜あけてまた夜、宗伯のまえにあらわれた血まみれの清蔵のため宗伯は半狂乱となった。一方、清蔵の亡霊は敬助らの部屋にもあらわれ、狂気となった敬助はあやまってお蓮を斬り、半狂乱の宗伯をも斬った。悪人たちの血みどろの斬りあいは夜ふけまでつづいたのだった。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1963年6月23日
上映時間
78分
製作会社
大映京都
ジャンル
ホラー時代劇


[c]キネマ旬報社