女犯の掟:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女犯の掟
女犯の掟
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女犯の掟

1963年6月25日公開
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町田捷平が脚本を執筆、「性の変則」の小林悟が監督したお色気もの。撮影は脇野良雄。

ストーリー

ハーフのヌード・ダンサー・マリー篠田は、母の遺骨を持って故郷へ帰って来た。それは生前の母の希望であったからだ。故郷の島は、本州と離れた辺鄙な島で、島だけの掟によって秩序が保たれていた。マリーの母は島一番の美人であったが、島へ遊びに来ていた外国人と結ばれたため島を追われたのであり、”ヨソ者”との結婚は固く禁じられてあった。マリーは島の者の冷たい目で迎えられた。そんなマリーをかばったのは、島に遊びに来ている若い画家の三上洋一だった。島の古老甚兵衛の孫娘ミカは、かねてから洋一に仄かな愛情を抱いていたが、マリーの出現によって一層その思いは強くなった。それを知った甚兵衛はミカを無理強いに巫女にさせようとはかった。追いつめられたミカは、或る夜洋一の宿舎に忍び込み二人は結ばれた。しかし、ミカには因習を破るだけの勇気がなかった。自責の念からある夜、ミカは島の突端から身を投じてしまった。ミカの遺書を握りしめた甚兵衛老人は、自分達の作った掟が、いかに暗いものだったかをはじめて知ったのだった。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
初公開日
1963年6月25日
製作会社
日本シネマフィルム


[c]キネマ旬報社