客間の燭台:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
客間の燭台
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客間の燭台

1933年公開
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「女性暴君」「仮面の男(1933)」のエリッサ・ランディと「戦線の嵐」のポール・ルーカルとが共演する映画で「透明人間」「魔の家(1932)」のジェームズ・ホエールが監督したものである。原作はジークフリード・ガイヤーの戯曲で、それを「夫婦戦線」のハンス・クレーリー、「あけぼの」のルース・カミングスがE・ヒュー・ハーバート、カレン・デ・ウォルフと協力して映画に脚色した。助演者は「風雲の支那」のニルス・アルター、「南方の放浪者」「最後の一人まで(1933)」のエスター・ラルストン、それからドロシー・レヴィアー、ローレンス・グラント、ウォーバートン・ギャンブル、等で、撮影は「摩天楼の悲劇」と同じくジョン・J・メスコールが担当している。

ストーリー

公爵のアルフレッド・フォン・ロムマーはウィーンで贅沢な暮らしをしていた。そして色々と女性との危ない交渉をもっていたが、それは忠僕のヨセフの計らいで巧みに大事に到らずして食い止められていた。が、その公爵もフォン・バリン男爵夫人とのことでは夫の男爵に踏み込まれて相当ひどい目にあったので、公爵はヨセフの勧めるままにモンテ・カルロの別荘に余韻の冷めるまでしばし出かけることにした。その途中、列車中でヨセフは貴婦人らしい立派な荷物を持っているマリーという女性と近づきになった。が、マリーの方でもヨセフが持っていた公爵の荷物を見て彼を高貴の人と思い込んでしまった。列車が停車したとき、ヨセフとマリーとは車を降りてたがいに汽車にでてしまうのも気づかずに面白いときを過ごしたが、いざというときにマリーは巧みに姿を隠してしまった。モンテ・カルロに着いてからヨセフは公爵に高貴の女性と恋におちたことを打ち明けマリーを探しだして、自ら公爵に鳴り済して彼女を公爵になり済して彼女を公爵の別荘に招待した。が、このマリーというのも実はフォン・リッシェンハイム男爵夫人の侍女であって、ヨセフを公爵と思い込んだ彼女の方も、男爵夫人になりすまして彼を訪問して来た。だが、これを実際に我妻が公爵を訪問したことと思い違えたフォン・リッシェンハイム男爵は大いに憤って公爵の家へ踏み込んで行った。出、それから事件が色々と縺れて大騒動になったが、結局、ヨセフとマリーとがたがいに己の実の素性を赤下ので、ことはうまく納まった。そして、ヨセフとマリーとの恋が成立したことはいうまでのないことであろう。

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作品データ

原題
By Candlelight
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社