あいつとの冒険:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あいつとの冒険
あいつとの冒険
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あいつとの冒険

1965年9月18日公開、88分
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雪室俊一のオリジナル・シナリオを、「青春前期 青い果実」の堀池清が監督した青春もの。撮影は「青春のお通り」の藤岡粂信。

ストーリー

高校三年の葉山光夫は、同級生の安田明と二人きりの気ままな旅行を秘かに計画していた。修学旅行の日をその日にあて、伊豆半島を一周しようというのだ。だが、ふとしたことからこの計画がクラス委員の宗方紀子に知れてしまい、旅行は三人で行くことになった。ところが当日明に急用ができ旅に行けなくなってしまった。気まずい思いの二人を乗せて汽車は走りだした。こうして二人だけの冒険旅行が始った。湯ケ島では人の好い老夫婦に会い、紀子は自分たちの旅行が、美しい想い出を残すことを誓った。が、ある日二人は喧嘩をして離ればなれになってしまった。そんな紀子に不良青年四人が突然襲いかかってきた。後からかけつけた光夫も、彼等の暴力の前には無力だった。そんな光夫と紀子を助けたのは、猟師の元三であった。元三は、負傷した光夫を手厚く看病し、家族ぐるみで二人を歓待した。が、その夜、元三の妻智江と一緒に寝た紀子は、元三と智江の狂おしい情事を見て、男性不信におちいってしまい、光夫と別行動をとる決心をした。しかし、光夫を残して先にユースホステルに着いた紀子だったが、係りの手違いで予約していた部屋はすでにふさがっていた。そして予約取消しの通知を、紀子が住所を借りた友人三平のところに出したというのだ。心細くなった紀子は、そこで光夫を待ち、二人は仲直りして三四郎島に渡った。星空の下二人は初めての短い口づけをかわした。ちょうどそのころ紀子の家では、元三の娘から手紙が舞いこみ大騒ぎとなった。そんなこととは知らぬ光夫と紀子は、残り少い旅の最後の一夜を、下田のホテルで過していた。その夜激情をおさえかねた光夫は、紀子をもとめた。しかし必死に拒絶する紀子の姿をみて、光夫は自分の行為を素直に反省した。東京での騒ぎをよそに、二人の冒険旅行は、楽しい数々の想い出を残して終った。

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作品データ

製作年
1965年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1965年9月18日
上映時間
88分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社