若い娘がいっぱい:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若い娘がいっぱい
若い娘がいっぱい
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若い娘がいっぱい

1966年4月3日公開、88分
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石坂洋次郎の“楽しい我が家”を「無宿者仁義」の長谷川公之が脚色、「万事お金」の井手俊郎が潤色、「お姐ちゃん三代記」の筧正典が監督した青春もの。撮影は「姿三四郎(1965)」の小泉福造。

ストーリー

村瀬正吉は、大学の学生であったが、友達の伊東から家庭教師の口を押しつけられ、仕方なく依田家を訪れた。依田家では、いたずら盛りのチビがてぐすねひいて村瀬を待っていた。だが村瀬はこのアルバイトを快よくひき受けた。それはこの家の娘久美子の現代的な美しさに魅かれたからだ。久美子は短大を卒業すると、娘の勤めることを認めない両親に反撥しながらも、渋々家庭にひきこもっていた。そんな久美子の悩みは弟妹の家庭教師村瀬へぶつけられた。ある日、久美子の同窓生智恵子の結婚式に集まったクラスメートたちが、それぞれ個性的な生活の中で、積極的な生き方をするのを見た久美子は、その帰り村瀬の下宿を訪れた。その夜二人の間には何事も起らなかったが、村瀬は久美子の母親宗子が実の母でないことを知った。村瀬の友人、伊東が下宿する高木美容院の娘貞子は秘かに村瀬に好意をもっていた。村瀬と久美子、伊東と貞子の二つのカップルが箱根で水上スキーを楽しんだ日、貞子は久美子に激しい嫉妬を感じた。この時二人の若い娘は、自分たちが血を分けた姉妹であることを知るはずがなかった。貞子の母民代こそ、久美子の生みの親であったのだ。事実を知った久美子は、娘心を乱され、悩んだあげく高木美容院へ向った。実の親に会おうと決めたのだ。帰らぬ娘を案じた宗子は初めて民代を訪ねた。かつて一人の男性をめぐった二人の母親は、この事態にどう処すべきかを話し合った。数分後久美子は民代に髪をセットしてもらい、母娘であることを認め合って、久美子は晴ればれとして依田家に向った。依田家では、両親と村瀬が久美子を暖かくむかえようとしていた。

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作品データ

製作年
1966年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1966年4月3日
上映時間
88分
製作会社
東宝


[c]キネマ旬報社