任侠男一匹:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
任侠男一匹
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任侠男一匹

1965年10月15日公開、89分、任侠・アウトロー
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西川幸男の原案を、「悪魔のようなすてきな奴」の松浦健郎がシナリオ化、「日本侠客伝 関東篇」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。撮影は、「無宿者仁義」の坪井誠。

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ストーリー

天丸組親分、阿波の登喜蔵は、ある日、刑事に追われる兇状持ち黄昏の菊次郎を助けて逃がしてやった。折しも草津では、関西鉄道株式会社が設立され、鈴鹿峠をぶち抜く大工事が計画され、その請負入札が、各地の親分衆を集めて行われた。これに参加した登喜蔵は、一番高い入札をしたが、国家百年の計を思う関西鉄道の若月課長に認められ、井上部長など会社幹部にワイロを使う竹部組の熊蔵をおさえて勝った。だが熊蔵の横ヤリで争いの起るのを恐れた登喜蔵は、この工事でも一番の難所加太山トンネルの工事を自分たちで請負い、他の楽な区間の工事を熊蔵一味に渡して争いを避けた。工事は開始され、登喜蔵の片腕になって、代貸の川喜多、弟の新蔵が働き、登喜蔵の男気にホレ込んだ料亭の仲居、鉄火肌のお夏も参加した。しかし加太山のトンネルは難所の連続で、事故が続出し、加えて入札に負けて面目をつぶされた熊蔵は、好色な金貸大岩に旅芸人一座の娘おふじを人身御供に与えて、登喜蔵への融資を止めさせてしまった。工事もはかどらず資金の途をとざされた天丸組は、危機にさらされ、代貸の川喜多は金策のため、女房のおまきを廓に売って金を作り、お夏も貯金をはたき、若月課長も自分の退職金を前借りして登喜蔵に渡した。三味線をかかえた渡鳥ソーランの鉄も一宿一飯の恩義で、得意ののどでいくばくかの金をつくった。その甲斐あって、天丸組の工事もやっと軌道に乗った。が、そんな登喜蔵をねたんだ熊蔵は、策をろうして川喜多や若月を殺害した。しかし国を思う登喜蔵は、これに耐え男の意気地でトンネルを開通させた。そして開通祝いの日、トンネル開通まではと耐えに耐えてきた登喜蔵の怒りは爆発した。これをつたえ聞いた菊次郎もかけつけ、登喜蔵と菊次郎の白刃は踊り、熊蔵一味を血祭りにあげた。

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作品データ

製作年
1965年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1965年10月15日
上映時間
89分
製作会社
東映東京
ジャンル
任侠・アウトロー


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