キャリー(1976):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
キャリー(1976)
キャリー(1976)
3.6

キャリー(1976)

1977年3月5日公開、98分、ホラー
R15+
2
16
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いつもバカにされていた女の子が、実は念動能力者(テレキネシス)であった事から起こるサスペンス作品。製作はポール・モナシュ、監督は「ファントム オブ パラダイス」のブライアン・デ・パルマ、脚本はローレンス・D・コーエン、原作はスティーブン・キング(新潮社刊)、撮影はマリオ・トッシ、音楽はピノ・ドナジオが各々担当。出演はシシー・スペイセク、ジョン・トラヴォルタ、パイパー・ローリー、エイミー・アーヴィングなど。

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ストーリー

メイン州チェンバレンのハイスクールに通うキャリー(シシー・スペイセク)は、冴えない容姿とおどおどした物腰で、学校中の笑い者にされていた。ある日、体育授業がおえ、シャワーを浴びていたキャリーは、17歳にして初潮を迎えた。はやしたてるクラスメート達。教師により騒ぎはおさまったものの、事件は学校中に知れ渡った。キャリーは母1人子1人の家庭で育っており、母(パイパー・ローリー)は狂信的な正統キリスト教信者で、性を罪悪視し、肉体の成長はよこしまな邪念の現われだという人間。さらにキャリーの超能力(彼女の心的興奮がある限界点に達した時、電気はショートし、置物は飛び、ドアは音をたてて閉まるという現象がおこる)のため、親子仲は悪かった。一方、シャワー事件により、キャリーをいじめた張本人クリス(ナンシー・アレン)らのグループは、教師から罰としてプロムパーティの参加を禁じられた。そんな中、キャリーの近くに住むスー(エイミー・アーヴィング)だけは、今までの態度を反省していた。そしてスーは、ボーイフレンドのトミー(ウィリアム・カット)を説得して、キャリーをプロムにエスコートすることを約束させる。トミーは女子学生注目の的なのだ。図書館で彼の申し出を受けるキャリー。この事は、クリスらのキャリーへの憎しみを一層つのらせた。彼女らは、夜、豚を撲殺し大量の血を集めた。いよいよプロム当日がやってきた。クラスメートの好奇の視線をあびながらも、トミーが優しくリードしてくれ、幸せなキャリー。さらに彼女らはベストカップルに選ばれる。しかしそれはクリスたちが仕掛けた悪質ないたずらだったのだ。興奮のうちに女王の座についたキャリー。瞳には喜びの涙が。だが幸福絶頂のキャリーの頭上から突然真っ赤な豚の血が降りそそぐ。爆笑の会場。血に染ったキャリー。パニックに陥った彼女の身体が硬直する。キャリーの鬼気迫る姿。すると突然会場のドアはうなりを上げて閉まり、電気はショートし、そして--。

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作品データ

原題
Carrie
映倫区分
R15+
製作年
1976年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト
初公開日
1977年3月5日
上映時間
98分
製作会社
ポール・モナシュ・プロ作品
ジャンル
ホラー

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