赤き灯:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
赤き灯
赤き灯
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赤き灯

1919年公開
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ストーリー

北京にマリーというハーフがいた。彼女の母は英国の貴族フィリップ・サップヴィルとの間に彼女を儲けたのであった。マリーは教会で育てられていたため仏教を嫌い、アンドルー・テムプルトンという若い牧師を恋している。彼女は東洋人特有の迷信から、自分の前途は暗黒に閉され短い幸福を味わうことすらできぬと信じている。同じハーフのサム・ワングは表面基督教を信じているが実は恐るべき拳匪の団長であった。彼はマーリーを恋していた。そしてアンドルーがサックヴィル卿の娘ブランシェを想っているを知り、マーリーに東洋人は東洋人に来れと説いた。この時分ちょうど拳匪の暴動が始まった。マーリーは陣頭に立ち「紅燈の女神」として北京の市内を暴徒と共に馳廻る。混乱の内に彼女は自分の父、ブランシェの父たるサップヴィル卿に逢ったが卿は彼女を認めなかった。ワングは彼女を守って死ぬ。家を失い恋を失った彼女もまた毒を仰いで倒れたのである。

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作品データ

原題
The Red Lantern
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
メトロ特作映画


[c]キネマ旬報社