九番目の客:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
九番目の客
九番目の客
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九番目の客

1934年公開
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「十三日の殺人」「突進大飛行船」のロイ・ウィリアム・ニールが監督した映画で、オーウェン・デイヴィスの舞台劇を「恐怖城」のガーネット・ウェイン・スリープ済トンが脚色したもの。出演者は「ジャングルの怒り」のドナルド・クック、「恩讐」のジュヌヴィエーヴ・トバン、「三角の月」のハーディー・オルヴライトで、エドワード・エリス、ヴィンス・バーネット、ネラ・ウォーカーその他が助演している。撮影は「恩讐」のベンジャミン・H・クラインの担当。

ストーリー

時は現代、所はニューヨーク。各方面で相当の人材を持って目せられる8名の人々が、期せずして発信人不明を電報を受け取った。それは何某摩天楼の楼上屋に催さるべき夜会への招待状で、招待されたことは何人にも口外してはならぬという条件付きだった。猟奇癖は何れの充分持っている人々のことだから、1人の欠けず当日は定刻までに集まった。集まった連中は皆多少とも知り合いであり、しかも嫉視反目し合っている間柄である。しかし当夜の主人公は誰か、どんな趣向があるのか、1人として知った者はない。召し使いたちも当日紹介所からまわされた者ばかりで主人が誰だか知らない、と言う。来客のある者が帰りかけると突如ラジオが鳴りだし、「奇智放送局」と称し、一同は脱出不可能、門扉には高圧電流が通じ、電話線は切断されていると宣言した。朝まで来客諸君は予と競技さねばならぬ、競技とは死の競技である、というのであった。直ちに9番目の客「死」は諸君と直面しているのだ、と報じた。そして一同は電気技師の死体を発見して冗談ではないことを知る。第1の犠牲者は銀行家オスグッドだった。彼は自分の悪徳を思い1人逃れんと焦って犯人の計略にかかって毒死する。続いてラジオは社交界のリーダーたるシスホルム夫人の古疵をあばきだすと、夫人は興奮して毒盃を煽って自殺してしまった。悪徳政治屋クローニンは、その情婦で女弁護士のシルヴィアの過失によって射殺され、気の転倒した彼女は門扉に触れて死んでしまう。続いて大学教授リード博士も暗中飛び来った銃弾に倒れ、新聞記者ジム・デーリー、大学教授たりしヘンリー・アボット、資産家の娘で美人のジーン・トレントの3人が残る。この3人のうちに犯人がいるであろうか?しからば犯人はだれであろう?

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作品データ

原題
The Ninth Guest
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社