日本一のマジメ人間|MOVIE WALKER PRESS
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日本一のマジメ人間

1966年12月10日公開,83分
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山口瞳の原作を、「火の太鼓」の花登筐と新鋭森崎東、梅谷卓司が脚色し、「侠勇の花道 ドス」の松野宏軌が監督した風刺コメディ。撮影は「坊っちゃん(1966)」の小杉正雄。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

真島満は東洋デパートの外商部に籍を置いているが、マジメ一方の堅物だから平社員のままウダツがあがらない。彼と対照的なのが要領のいい内又宏で、折もおり、五井物産が新社屋を完工したため、その記念品納入契約をとりつけんものと、外商部員は色々なテを考える。真島は贈賄などは絶対にしない正攻法で、一方、内又は裏工作に精を出す。勿論、真島流の馬鹿正直さでは契約を取ることは覚つかない。要領のいい内又は、最新流行の歯のマニキュアを五井物産岩井総務部長夫人に贈り、まず、夫人の心をつかんだ。それを知った真島も焦って、シャネルの香水を持って五井物産白木総務課長宅を訪ねる。ところが、そこは妾宅で、妾の京子が真島に言い寄った所へ白木が現われ、真島の作戦はオジャン。その上、後輩の金野から堅井相子との結婚の仲介を頼まれた真島が、その縁談をまとめようと奔走しているうちに、いつのまにか相子と真島が結婚するように話を運んでいたという間抜けさ。真島は妻の夏子にさんざん絞られたあげく、会社を馘になってしまった。頭に来た真島は、ヤケのヤンパチで、まず、物産の岩井部長が妾を連れて外遊しようとしていることを夫人に話し、また白木にも京子という妾がいることをバラしてしまった。今度頭に来たのは二人の夫人、猛然と夫にかみついた。その翌日、さんざん夫を懲らしめた二人の夫人から東洋デパートに、記念品納入契約は真島とする旨連絡があった。しかも、真島が正義の味方だというのである。真島はこの功績によって、外商課長として再び会社に戻ることができた。一方、内又はあまりにも会社の裏面を知り過ぎ、公金流用を感づかれた黒川によって馘にされてしまった。真島はそれを知って、マジメ人間が結局最後に成功するのだと痛感した。マジメな人間真島は夏子に見送られて今朝も元気に出かける。

作品データ

原題
Vicissitudes of a Salaried Man
製作年
1966年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
83分

[c]キネマ旬報社

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