競売台:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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1926年公開
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レックス・ビーチ氏作の有名な小説を映画化したもので、フレデリック・ハットン氏とファニー・ハットン女史が脚色し、「惑溺の十字路」「新婚の危機」等と同じくホバート・ヘンリー氏が監督したもの。主役は前記二映画及びエリノア・ボードンマ嬢。「高らかに歌え」「かぼちゃ野郎」等主演のチャールズ・レイ氏が演じ、「腕自慢」出演のサリイ・オニール嬢、デイヴィッド・トレンス氏、チャールズ・クラリー氏、等が助演している。因みに本映画の原作は前期ゴールドウローレンス・トリンブル氏監督ルビイ・デ・レマー嬢主演になる8巻物であった。

ストーリー

南カロライナ州パームデールの町一番の美人ローレライ・ナイトはアトランテイック市の美人投票で一等賞を得たので、市中の浮かれ男たちの狙いの的になり、彼女と一緒に踊る権利を我先に獲ようとして遂に競売されることに決まった。ボップ・ホワートンという青年は一眼彼女を見るなり首ったけほれ込んで、一番高値をつけローレライの伴侶となった。ボップは内気な若者だったが父親がピッツバーグの百万長者なので金に糸目をつけないので案外強気なところもあった。ボップはローリーに夢中になって彼女口説いたので、彼女は逢ってから二日目にはボップと結婚して仕舞った。ボップは大喜びで彼女を父親に会見させた。父親はローリーを不憫がってボップの過去のいざこざを並べて彼女の未来を危ぶんだ。ボップは憤慨して自分の借りてるアパートメンオにローリーを伴ったが、ローリーは先程の父の言葉を考えて見るとボップは本当に自分を愛していないのではないかと思われるのでその夜出奔して故郷に戻った。故郷では彼女が結婚していることはしられていないので銀行家の息子カーター・レーンは彼女を口説き始めたが彼女はにべも無く肘鉄砲を食わせた。二三日後ボップもローリーの後を慕ってパームデールにやってきた。ローリーは父の言葉を知っていながら女の尻を追う男とは同棲しないと宣告し、また彼との結婚は秘密にする旨を言明した。ボップは健気にも町の靴屋の店員となり、チエーン・ストア式販売を店主に勧めて働き出した。その計画が当たるとボップは町の女たちの話題の中心となり、就中カーターの妹バーニス・レーンは彼に岡惚れして追いかけ歩いた。そしてある日のことボップを自分の自動車に乗せて郊外に出て時分を見計つたバーニスは故意に機械を破損させて一夜を露営するの余儀なきに至らしめた。しかしボップは頑として彼女の誘惑を退けた。翌日彼女の父親は彼に娘と結婚せねば殺すと言い出し、後でボップが既婚者と聞いて鉄砲を握って出掛けた。バーニスは大変なことになりそうなのですべてをローリーに白状した。それでボップに罪のないことも判り、ローリーとボップの仲も改めて結ばれた。

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作品データ

原題
The Auction Block
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ヤマニ洋行
初公開日
1926年
製作会社
メトロ・ゴルドウイン映画


[c]キネマ旬報社