日本暗黒史 情無用:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
日本暗黒史 情無用
日本暗黒史 情無用
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日本暗黒史 情無用

1968年1月14日公開、89分
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「大奥(秘)物語」の佐治乾と、「非行少女ヨーコ」の小野竜之助が共同で脚本を執筆し、「日本暗黒史 血の抗争」の工藤栄一が監督した“日本暗黒史”シリーズ二作目。撮影は「男の勝負 関東嵐」の古谷神。

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ストーリー

ある温泉町で、古くから勢力を張っている深町組と、新興暴力団水谷組らとの間に激しい縄張り争いが展開されていた。深町は侠客道がすたれていくのを苦々しく思いながら、目をかけていた坂下と娘のきみ子を添わせ、一家を構えさせた。小さい組ながらも坂下は、町の浄化のためと称して不良少年を傘下に収め、次第に勢力を拡張していった。水谷組と通じる金融業者芦田に五百万を欺し取られた工場主のため、坂下が芦田をしめ上げて金を取り返して以来、水谷組と坂下組の衝突が表面化してきた。だが坂下は、暴力団取締りが厳しくなった時でもあり、市会議員熊川を介して和解策に出た。このため、暴力団の組織は一応団結し、青少年更生連盟という組織を作って、お互いに協力することになった。勿論、裏では坂下組を潰そうという策謀が計られていた。坂下は兄貴分の城南会の幹部宮本の勧めで興行に手を出し、ビルを建てるほどになったが、やがて資金源だったパチンコ組合から資金の打切りを通告されてしまった。一方、市営の競艇場建設にからんで、連盟がその管理会社を発足させたのだが、城南会との間にトラブルが起きた。その時に、坂下は宮本から城南会に楯つく水谷を消すよう命じられたのだが、坂下の子分が双方の板挟みになった坂下の気持ちを察して水谷を射ち殺してしまった。この殺人事件は新聞で騒がれ、管理会社の運営はまったく不可能になってしまった。一方、水谷殺しの容疑で、坂下の周辺には警察の手が伸びていた。逮捕されそうになった坂下はスキをみて逃げ出したが、その時、宮本が自分を利用して水谷を殺させ、管理会社をわがものにして競艇場の利権を一手に握ろうと画策していたことを知った。怒りに燃えた坂下は宮本を射った。しかし、その坂下の周囲には、警官隊がひたひたと取り巻いていた。

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作品データ

原題
Underworld Japan/A History of the Japanese Underworld
製作年
1968年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1968年1月14日
上映時間
89分
製作会社
東映京都


[c]キネマ旬報社