嵐に立つ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
嵐に立つ
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嵐に立つ

1968年3月1日公開、91分、アクション
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「雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり」の井上梅次がシナリオを執筆し、「夜のひとで」の長谷和夫が監督したアクションもの。撮影も「雌が雄を喰い殺す 三匹のかまきり」の丸山恵司。

ストーリー

ジャズ喫茶「ニューポート」のボーイ藤巻信太郎はここに集まる若者たちのアイドルだった。ある日、信太郎は芸能ボスの手荒な仕打ちにあったところを音楽学校の学生大木達也に助けられた。達也の父親耕作はクラシック音楽界の大御所だった。達也はそんな父に重圧を感じ時々うさ晴らしにやってきた。そんなことが契機となり信太郎は大木家に身を寄せ念頭のクラシックを勉強することになった。その昔、音楽学校で耕作と机を並べた父親の素質を受継ぐ信太郎は良き指導者を得て才能を伸ばした。大木家には達也の従妹花絵がいた。彼女はいずれ達也に嫁ぐ身であったが、いつしか男性的な信太郎にこころを奪われるようになっていた。それから一年。花絵への愛情と音楽への情熱が信太郎に名曲を生ませた。だが喜びも束の間、その曲は達也の名で発表された。信太郎は師と友との板ばさみに悩み、再び「ニューポート」に戻った。自ら奏し、歌い、作曲する信太郎は若者の熱狂的な歓迎を受けた。そして彼に好意を寄せるマダム朱実の援助も得、バンドを編成するとマスコミにも取上げられた。一方、父の名声に重荷を感じる達也は、花絵の心がわりを知って、家をとびだした。そしてかねてから念願だった孤児院で音楽を教え明るさを取戻した。そんな彼に信太郎は協力を惜しまなかった。やがて、達也はこのホームで教える若林京子を愛するようになった。だが、京子には外国に許婚者がいた。達也は世をはかなんだ。そんな達也を見て、信太郎は愛する花絵から身をひいた。今やジャズ一本に賭けた信太郎の人気は、日増しに高まっていった。しかし、かつて暴力組織をつかって信太郎を狙っていた芸能ボスが、再び彼に迫ってきた。敢然と立向う信太郎。芸能界に巣くうダニも彼にはかなわなかった。

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作品データ

原題
Man in the Storm
製作年
1968年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1968年3月1日
上映時間
91分
製作会社
松竹
ジャンル
アクション


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