喜劇 泥棒学校:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
喜劇 泥棒学校
喜劇 泥棒学校
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喜劇 泥棒学校

1968年4月6日公開、84分、コメディ
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「毒薬の匂う女」の池田一朗がシナリオを執筆し、「あるセックス・ドクターの記録」の弓削太郎が監督したコメディ。撮影は「残侠の盃」の渡辺公夫。

ストーリー

多門晃、三十歳、城南大学文学部講師。昼間は大学で美術史を教える青年紳士だったが、夜は門下五人を擁し現ナマ一本やりの盗みをはたらいていた。相次ぐ金庫被りに刑事連は色めきたったが、痕跡ひとつ残さぬ巧妙な手口にただいらだつばかりだった。そんなある日、多門一味の逃走計画に狂いが生じた。いつもの手法で信用金庫からゴッソリ現ナマをせしめたものの表に待機させておいた偽パトカーが近所の夫婦喧嘩のまきぞえをくってパンクしてしまった。多門は折よく通りかかった花屋の小型トラックに便乗して難を逃れた。ところが運転している可愛こちゃんが鬼刑事福田の娘牧子であることは知るよしもなかった。幼なくして母親を失った牧子は刑事部屋でミルクを飲んで育ち、犯罪者カードをカルタにして遊んだだけに素晴らしい推理のカンをもっていた。多門を臭いとにらんだ牧子は色仕掛けに巻込んで真相をつかもうとした。だが、やがて本気で愛するようになってしまった。一方大怪盗も愛情には弱く、とうとう結婚を約束させられる始末だった。結婚前にもうひと仕事を計った多門一味は暴力団田抜組から三千万円を盗みとった。そして多門と牧子の結婚式がやって来た。福田刑事は娘の晴姿に目を細めたが、多門の手下五人がバンド演奏にあらわれて驚いた。それもそのはず五人はいずれもブラックリストにある面々ばかり。花婿多門は姿なき怪盗だったのだ。職務に忠実であるべきか、父親としての情に生きるべきか福田の心は乱れに乱れた。そんな折田抜の子分に見つかった二人はさんざんな目にあった。それを知った多門の子分五人は早速田抜組に乗り込んで大乱戦。そこへ駈けつけた福田は逮捕と称して新婚夫婦を救出した。翌日、警視庁を退職した福田刑事の見送りを後に、二人はヨーロッパに旅発っていった。

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作品データ

原題
Professor Thief
製作年
1968年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1968年4月6日
上映時間
84分
製作会社
大映東京
ジャンル
コメディ


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