日本残侠伝:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
日本残侠伝
日本残侠伝
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日本残侠伝

1969年8月9日公開、95分
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マキノ雅弘が原作・脚色・監督し、永田俊夫が共同脚色した任侠もの。「続 女の警察」の横山実が撮影を担当。

ストーリー

大正半ば、浅草に根を張るやくざ大場と岩田は、角芳の長屋をこわし、デパートを作ろうと画策していた。それを知った木場人足の親方江戸常は、長屋の住民のため、角芳に長屋を売らぬよう頼むのだった。が、その帰り道、江戸常は、材木の下敷となり、不慮の死を遂げた。そんな時、江戸常組の小頭秀次郎が、一年の仮釈を得て帰って来たが、親方の気持を知り長屋を守ろうと決心するのだった。しかしその頃、岩田は角芳を陥し入れ、契約書に印を押させてしまった。これを知った秀次郎は、仮釈の身ゆえ何もできず苦しんだ。そんなある日、江戸常組の吾作は、浅草で同郷の女春代に会った。春代は、秀次郎が警察に行ったのは、自分を救おうとしたからだと吾作に告げ、秀次郎に会わせてくれるよう頼んだ。吾作は、願いを叶えてやろうと春代を連れだしたが、岩田の子分に見つかり、“女郎の足抜き”と、二人は、追われる身となった。岩田の子分たちは、江戸常組にも押しかけ、決着をつけるよう迫り、未亡人のおせいは、その場を見かねて、証文を買い、春代を自由の身にした。そうとも知らぬ二人は、逃げ続け、遂に追手の凶刃に倒れた。哀れな二人の最後を知った仲間の銀次は怒り、単身岩田に乗り込んだが、銃殺されてしまった。銀次の通夜の日、火事で長屋は焼け跡と化した。三人の死と不審な火事とに、仮釈の身と耐えてきた秀次郎の怒りが爆発した。江戸常の半纏を、おせいに返した秀次郎は、殴り込みをかけ、岩田を倒した。

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作品データ

製作年
1969年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1969年8月9日
上映時間
95分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社