弾痕(1969):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
弾痕(1969)
弾痕(1969)
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弾痕(1969)

1969年9月10日公開、94分、アクション
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「無頼・殺せ」の永原秀一がシナリオを執筆し、「二人の恋人」の森谷司郎がメガホンをとったアクションもの。撮影は「兄貴の恋人」の斎藤孝雄が担当した。

ストーリー

夏の日の箱根。首相と会談を終えた米特使一行の帰路を、テロリストの一団が狙っていた。一行の車が近づき、手榴弾が投げられようとした一瞬、空から一台のヘリコプターが急降下し、一人の男がテロリストたちを狙撃した。滝村憲--米諜報機関工作員、銃の名手である。ある日、来日中の中共貿易促進使節員楊が、米大使館に逃げこんだ。楊の逃亡をたすけた憲は、その夜、中共側の工作員三宅に狙撃された。憲は反射的に弾丸を避けたものの、それは通行人を負傷させていた。有村沙織がその人だった。憲は女工作員薫に手当の依頼をすると、次の任地で北朝鮮からの密入国者を射殺した。所持品から中共側のスパイであることが判明、逃亡した楊との関連に、疑惑が持たれた。拷問の末、楊は自分の目的が、東京で武器商人ローズと武器買入れ交渉をすることにあった、と自白した。彫刻家沙織と再会した憲は、傷の代償としてモデルをさせられた。彼女は、憲の中に“心の傷跡”を感じ、それを彫像に表現しようとした。死の商人ローズがやって来た。憲は彼の動向に注意したが、楊の自白もローズの来日もみな囮だった。その時取引きはすでに完了していた。憲は三宅を倒すと、本もののローズを射殺した。が、憲もまた同僚工作員によって、殺されてしまった。沙織は、最後まで祖国を持ち得ず孤独のうちに生涯をとじた憲の死顔を、酷薄なまでの眼差しで見つめた。

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作品データ

原題
Bullet Wound
製作年
1969年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1969年9月10日
上映時間
94分
製作会社
東宝
ジャンル
アクション


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