いつか来るさよなら:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
いつか来るさよなら
いつか来るさよなら
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いつか来るさよなら

1969年12月17日公開、88分
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笹沢左保の原作『廃虚の周囲』を芦沢俊郎が脚色し、「おしゃべりな真珠」以来四年ぶりの川頭義郎がメガホンを取っている。撮影は、「永訣 わかれ」の長岡博之が担当した。

ストーリー

千田弘は、父・康弘の病院の看護婦・由里子に秘かな心を寄せていた。しかし、運命のいたずらから、父が由里子と結婚し、弘は家を出て、友だちの下宿に転がり込み、酒とバクチの、荒廃した生活を送っていた。弘は、偶然、実母に再会した。彼女は、医師・石垣と関係して、千田家を追われた身だが、その石垣が、過去の関係から、由里子をゆすろうとしていることを知った。弘は、由里子を呪ったが、翌日、由里子と対決し、父に全てを告白せよと迫った。しかし、弘は話の腰を折り、由里子の告白を防げた。その晩、弘は、病院の金庫から金を盗もうとして発見され、父に殴打された。そのことから、由里子は、弘の愛情を感じたが、心労のため病に倒れた。そして父の不在の晩、服毒自殺を図ったが、弘に見つかり、失敗した。由里子の窮地を救うため、弘は石垣を毒殺し、由里子に付き添われて自首した。

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作品データ

製作年
1969年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1969年12月17日
上映時間
88分
製作会社
松竹


[c]キネマ旬報社