渡り鳥いつまた帰る:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
渡り鳥いつまた帰る
渡り鳥いつまた帰る
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渡り鳥いつまた帰る

1960年4月23日公開、79分、アクション
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小林旭の渡り鳥シリーズの第三篇で、原健太郎の原作を「海から来た流れ者」の山崎巌と大川久男が脚色「白銀城の対決」の斎藤武市が監督したアクション・ドラマ。撮影も「白銀城の対決」の高村倉太郎。

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ストーリー

佐渡の島にギター一つの渡り鳥滝伸次がやって来た。そして伸次を弟の仇と狙うハジキの哲と伸次を慕う踊り子ユリも……。島のボスは高見鉱山の支配人榊原で到着早々伸次が暴走する馬車から助けたのは鉱山の女主人静江の妹則子と静江の子利夫だった。則子は榊原の横暴を訴えて伸次を頼ったが一蹴された。榊原は廃坑を掘り始めた。伸次は榊原の秘密を知るため、そして哲は伸次の弟殺しの証拠を探るため、揃って榊原の乾分になった。廃抗の中には戦争中国民から集めた貴金属があるという話だった。廃坑にバリケードを張って対抗する伸次を殺せと榊原は哲に命じたが、哲は引受けない。東京から殺し屋ジョウがやって来た。伸次の活躍で鉱山の仕事は静江や則子の期待通りに進んだが、榊原の横暴さは増した。伸次は榊原と静江の間を疑った。伸次を襲って失敗した榊原の手下ノブがジョウに殺された。ノブの額にペタリと吐かれたガムを見た哲は、これが弟を殺したのと同じ手口だと叫んだ。榊原から伸次の手口だと瞞された哲は断崖で伸次と対峙した。しかし二人は揃ってどこからともなく狙われた。伸次は海へ落ちた。廃坑は貴金属類を発見して大騒ぎだった。しかし宝を満載したトラックは死んだ筈の伸次に妨げられた。榊原は利夫を人質にした。しかし榊原は宝を狙うジョウの拳銃に倒れペタリとガムを額にはりつけられた。利夫を抱いて溝に人った伸次を榊原一味の銃が狙った。助太刀は弟の仇をジョウと知った哲だ。パトカーの近づく頃、一味は倒れた。一人、哲がジョウに近づいた。その胸板をぶちぬいた哲は伸次に会釈すると淋しくパトカーに近づいて行った。則子の涙をギターに秘めて、渡り鳥滝伸次はいずこへともなく立ち去った。

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作品データ

原題
Naked Youth -A Story of Cruelty
製作年
1960年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1960年4月23日
上映時間
79分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社