女と命をかけてブッ飛ばせ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女と命をかけてブッ飛ばせ
女と命をかけてブッ飛ばせ
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女と命をかけてブッ飛ばせ

1960年5月21日公開、77分、アクション
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鈴木岬一・米谷純一の共同脚本を、「美男買います」の曲谷守平が監督したアクション・ドラマ。「三人の女強盗」の岡戸嘉外が撮影を担当した。

ストーリー

東朝新聞の松崎一夫は特ダネ原稿を単車で運ぶ記事輸送員である。たびたびのスピード違反で、警視庁のブラック・リストN0・1だ。ある日、突然トミのスポーツカーが競争を挑んで来た。その夜松崎は、トミからスピードドライバー勧誘の手紙と十万円を受取った。松崎のスカウトに成功すれば店が貰えるというトミは、松崎を亜細亜モーターズの黒岩社長に無理に会わせた。黒岩はスピード・ボートを勧めたが、彼は断った。しかし、友人小島の妹絹子に招待された松崎は兄直人の研究するスピード・ボートに興味を覚えた。会社で友人の解雇に怒った彼は十万円と辞表を叩きつけて退社、意を決して亜細亜モーターズ入りした。その夜、松崎はトミにも深入りした。黒岩は子分木村から二人の仲を聞いても、松崎が親友の兄直人からエンジン設計図を入手するまで、と言って問題にしない。ある日、小島の飛行機が墜落、大前田カメラマンは死亡、片足を切断した小島は直人の研究所を手伝った。米国のバイヤーが日本のスピード・ボートの契約に来日した。条件は優秀な研究所。……試作ボートに失敗した黒岩は、木村に直人の燃料タンクの爆破を命じた。直人はテスト中事故死した。小島は松崎を憎んだ。通夜の帰途、研究所に廻ってボートの残骸を点検した松崎は、焼けたタンクから木村のスカーフを発見、黒岩に鉄拳をあびせた。スピード・ボート製作に東朝新聞の援助を得た彼は、小島と協力して直人の遺業を継いだ。絹子は大前田のかつての恋人加代子の働くバーの女給になったが、黒岩の店だとは知らなかった。松崎に逃げられた黒岩は、松崎の父親を瞞して小島研究所の設計図を略奪した。怒った松崎と小島は黒岩の許に乗り込んだが、人事不省に殴り倒された。米国のバイヤーを前にして両研究所のレース日が来た。松崎の傷は深いが、単車で鍛えた腕は木村を寄せつけない。折返し点で黒岩のライフル銃を見た松崎は木村の陰にかくれた。誤って命中した木村のボートは大爆発を起した。バイヤーは日本新記録でゴールした松崎と契約した。絹子を抱きしめる松崎の前を、トミが悄然と立ち去って行った。

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作品データ

原題
The Country Doctor
製作年
1960年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1960年5月21日
上映時間
77分
製作会社
新東宝
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社