巨象の道:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
巨象の道
巨象の道
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巨象の道

1954年8月公開、103分
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「楽しき我が家」のアーヴィング・アシャーが製作した1954年作品で、インドにロケイションしたテクニカラー色彩のスペクタクル映画。ロバート・スタンディッシュの原作を「クオ・ヴァディス」のジョン・リー・メインが脚色、「北京超特急」のウィリアム・ディーターレが監督にあたった。撮影は「シェーン」のロイヤル・グリグス、音楽は「赤い山」のフランツ・ワックスマン。主演は「ラプソディー」のエリザベス・テイラーで、「恐怖の一夜(1950)」のダナ・アンドリューズとイギリス俳優ピーター・フィンチ(「ユーレカの砦」)が共演、以下「黒い絨毯」のエイブラハム・ソフィア、アブナー・バイバーマン、ノエル・ドレイトンらが助演。

ストーリー

ジョン・ワイリー(ピーター・フィンチ)は“巨象の道”と呼ばれるセイロンの紅茶王国の当主だった。彼の父トムがこの紅茶王国を築いたのだ。ジョンはイギリス本国へ行ってルス(エリザベス・テイラー)と結婚し、セイロンに連れ帰ってきた。ジョンの留守中をまかされていた技師ディック・カーヴァー(ダナ・アンドリューズ)は、ジョンが戻ったので土地を去ることになったが、ルスは彼に何か惹かれるものを感じた。毎週土曜に催されるパーティーのポロ競技でジョンが足に負傷し、それが癒るまでディックは農園に留まることとなり、その間にルスのディックに対する感情は進んだ。そして、ジョンの負傷が全快した頃、ルスはジョンと口論した挙句、ディッルの許へ走った。ディックはルスを伴って“巨象の道”を去ろうとしたがそのときコレラがこの地方に発生して交通止めになり、ルスは止むなく邸に引き返した。邸ではジョンがコレラの蔓延を防ぐため大わらわになっていた。ルスは一時の昂奮から家を飛び出したことを後悔しジョンを助けて働きはじめた。2人の協力でさしも猛威をふるったコレラも下火になった。ある夜、ジョンは外出し、ルスは久しぶりにぐっすり眠っていた。そのとき、突然象の大群が邸の城壁を押し破って侵入してきた。広大な邸も、象の大群の前には一たまりもなく滅茶滅茶にされ、ルスは逃げ場を失った。急を知ったジョンが駆けつけてルスを救い出した。猛火に包まれた邸を見、折しも降り出した大雨に濡れながら、2人は新しい生活を築こうと誓い合った。

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作品データ

原題
Elephant Walk
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画会社
初公開日
1954年8月
上映時間
103分
製作会社
パラマウント映画


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